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おともだちにアルコール依存症のひとがいたら



アルコール依存症のおともだちが居たら ~使用障碍とは~



1アルコール依存症っぽい おともだちがいたら


そういえば。

アルコール依存症のかたと、お付き合いをしていた時期に
大親友に
アルコール依存症でやばいかたがいるのだけれども
どのように対応すればいいのだろう
と相談したことがあったのだけれども

「そんなになの?」

って言われて
わたしから見たら、断酒会をおすすめしなくちゃいけないほどの
状態に見えていたのだけれども

「そんなになの?」ってきかれて

「…う~ん、そうでもないのかも」なんて思っちゃった。

そんなこんなでアクションには移せないまま時間が流れて―。

その後で飲酒運転のできごとがあったこととか
ぜんぶ併せてまた大親友にお話したら

「そのひと、完全にヤバい人だよ(なんらかの支援が必要であるという意味)。それもわからないんだね
。」
って言われて


わたしとしては
「えっ!だって相談したときに、そんななの?って問題なの?って感じで言ってたじゃん!
だから
そうでもないのかもって思っちゃったけど。
やっぱり、ヤバい という状態にいた人だったんじゃん!
だったらあのとき、ちゃんと相談に乗っていてよ!
あのとき
 そっか、度を越したヤバい依存症かもね
ってていで話できていたら
わたしからもなんらかのサポートなり断酒会のおすすめなりアクションができたのに!!」


って思ったのね。

それで、また、人間不信になっちゃった。


わたしは、あの時点では、サポートが必要なほどヤバい状態にあるから
なにかするべきだって思っていて
それについて大親友に相談したのだけれども。

そのときに

 そうだ 前提

で話を進めてくれなかったことが問題だったと思う。


依存症 いまは、使用障碍と言うけれど


なのかどうかって
見極めがむずかしい。

はたから見れば

・飲まれるように飲んでいる
・大量に飲むことをヨシとして、お互いに大量に飲むことを、挑み合っている
・飲酒運転をしている

など

アルコール依存症であることは明白だ。


でも、当時のわたしにはそれがわからなかった。
どこからが問題視すべきで、どこからが問題視すべきでないのか。


そのところがわからなかった。


たぶん、大親友は、自分がアルコール依存症のいっちばんヤバい状態の人を知っているから
それと比べて
わたしが想定している 「いぞんしょう」 っていうのは
わたしが なにか大げさに話している という風に受け取ったのだと思う。

その意味で

「そんななの?」


という言葉だったのだと思うの。


そんなこんなで、当時はわたしは、依存症のかたへは断酒会をすすめるなど
サポートの仕方のルートを知っていたのにもかかわらず
ちゃんとサポートしてあげられなかった

という悔しさと

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