タイヤ交換について
オフロードバイク乗る人なら自分でやっているだろうし、基本的な事過ぎて失念していたけど、初心者にとってはタイヤ交換は難問。1時間も掛けてやったのに噛みパンしていてもう一回…とか、まあ誰でも通ってきた道だと思います。
自分もそこまで早くも無いのですが外すのに5分、嵌めるのに10分程度でしょうか。もっと上手い人ならこうした方が早いとかあると思いますが、とりあえず自分のやり方をまとめてみました。
まず、ビードを落とす所のポイントです。普通の向きでももちろん落とせるのですがチカラを使います。下記の方法だと落ちづらいチューブレスリムであっても簡単に落とせます。
ビードが落ちたら次はホイールからタイヤを外す時のポイントです。レバー2本でももちろん外せますが、3本あると圧倒的に楽に外せます。3本の間隔は狭いと意味が無いですし、広過ぎても力が居るので丁度良い間隔を覚えてください。
また、嵌める時のポイントについても間隔が大事です。片方嵌めたらもう片方と交互に嵌めてくとビードがずれないで嵌まっていきます。
嵌める時は口金側から嵌める事。最後に口金やストッパーだと嵌めづらいです。最初からタイヤにチューブをセットしてからホイールに口金を通してナットで外れない様にします。裏側のビードが嵌ったらほんの少しだけ空気を入れてチューブの弛みを取ると噛み込み予防に。
レバーの使い方としては、1本でビードを嵌めるのではなく、2本を使って1本目で少しビードを下げた分を2本目でしっかりと嵌めるという感じでやると楽です。
一番の難関、最後のビードを嵌める時。隙間にレバーを入れづらいし、固くてビードが千切れそうになるとか…何よりこの時がチューブを噛みやすいです。なので、しっかりと反対側のビードを落としておく、ビードワックスはしっかりと塗る、と合わせてチューブに空気を少しだけ入れておく、という方法をお勧めします。特に新品のチューブだとペチャンコなのでホイール側に偏ってて噛みやすいので。
固い!外れない嵌められない!という時は力任せにするのではなく、反対側のビードは落ちてるか?とかレバーの間隔が広過ぎていないか?とか原因が必ずあります。何度も経験しないと分からない事もありますが、バイクの技術と同じく、タイヤ交換にもコツというのがあるので参考になれば幸いです。