「質問」って知識吸収だけでなく、自己提案するチャンスでもあるよ!
大切な子供達へ
あなた達は仕事上の質問の仕方についてきちんと理解しているかな。
分からない事を聞く事が質問ではないんだよ。
通常、質問とは疑問点を無くしたいとか明確にしたいとかだよね。
でも仕事上の場面では、これだけだとダメな質問になるんだ。
相手からは「この人はあまり仕事に理解ない人かも」と言う印象を持たれる危険性があるかもだよ。
ではどうする事が良い質問なのか。
実は質問をする時には2つポイントがあるんだよ。
1つ目は「自分の仮説を持つ」だ。
例えば、あなた達の部署の売上げを上げる必要が出たとしよう。
この時「何をどうすれば良いですか?」などと真っ白な質問をしてはいけないよ。
他社や自社のこれまでの動きや結果を調べて仮説の材料にするんだ。
例えば「安売りキャンペーンは効果が薄いので、期間限定セットを打ち出したらどうか」と言った仮説を立てるんだよ。
そして自分の仮説を元とした質問内容とするんだ。
また、教えられた内容をこれまでの理解と結びつけて、総合的な確認をする事も大切だよ。
「その為に、〇〇を先に処理する必要があったんですね?」とかね。
とにかく自身の仮説が成り立ったら確認質問する事だよ。
これであなた達がどこまで理解しているかを伝える事ができるんだ。
仕事上の質問はいつでも仮説提案が求められるって事だ。
仮説内容が問題では無いから、どんどんあなた達の考えを表現するんだ。
良い質問の2つ目は「明確な表現」だ。
これは色々な解釈のできる言葉や表現を使わない、と言う事だ。
解釈のズレない前提を伝えないとズレた答えが返って来る危険性があるからね。
日本語には便利な言葉が沢山あるから要注意だよ。
つまり、定量化や数値化した表現で情報共有するって事だね。
特に指示に対する確認をる場合は重要だよ。
指示を出す相手も、ザックリとしたイメージで行ってくる時もあるからね。
ましてや同じ言葉や表現でも、個々に解釈が異なる場合が多々あるからね。
物事を進める場合に、こうした意思疎通の分部での行き違いは致命的だよ。
指示が悪い、解釈が悪いとかの原始的な後追及は避けるべきだね。
こうした事はコミュニケーションの段階で明確にしておくべきだよ。
これらを気を付けないと冒頭で伝えた様に「残念なビジネスパーソン」として烙印を押されてしまうよ。
これはベテランや若手と言った年齢や経験値に関係のないスキルだから絶対に実行すべきだよ。
その為に日頃から主体性を持った仕事の把握を心掛ける事が大切だよ。
俺も挑戦続けてるよ。