10/12 再獲得:浮遊感
海に3時間くらい、潜っていました。そんなに長く浮遊しているのは一年以上前以来で、浮遊感を久しぶりに取り戻しました。
瞳の前に薄い膜をはめ込んで潜ると、全てのものが等しく見え、同時に全てのものが見えづらくなってしまうのでした。
これまで視力がよくないのに裸眼で潜っていた頃、大体自分の手の届く範囲のものはギリギリピントがあっていました。だから、ピントがあっている範囲は絶対に近くて、合っていない場所は絶対届かないと、わかりました。
でも、今日は全てのものが見えて、見えないものといえば水の濁りで霞んだ数メートル先の海中の景色でした。濁りとか、時や海域などの外的要因によって自分の視界が制限されるのがすごく体感できなくて、ひたすらに戸惑っていました。
海中の音風景 : 気泡の破裂音