【選手紹介#1】国内最強のストライカー見参!【Shignares】
こんにちは、けろぴっぴです。
今回から新しい企画として、決闘場で名を馳せている有名な選手達に
"ランク戦で勝つ為に必要だと思うこと"
"スキル振りとその運用方法について"等、
普段あまり訊くことが出来ない内容について解説頂きます。
第1回目にご紹介するのは、
世界大会出場等、数々の燦然たる実績を残し続け、
華麗な立ち回りで観客や対戦相手をも魅了するShignares選手です。
1.決闘を始めた経緯と時期は?
14年ほど前に友達と始めたのがきっかけだったと思います。
ですが14年間ずっと本気でやっているというわけではなくて、部活や就活などで決闘場から離れていた時期もありました。
また、大会に出て勝ちたいと思い始めたのは2015年からで、その頃から本格的に力を入れて決闘をしています。
2.1週間当たりの練習時間は?
30~40時間程だと思います。
時間を決めているわけではなくて、その日の気分でやりたいようにやっています。
1~2年前までは常に大会を意識して練習をしていましたが、最近はストライカーの操作や大会の雰囲気もわかってきたので、
大会期間以外は練習というより、立ち回りを考えたりスキル振りを見直したり、他の職業を使って新しい発見を探すことを楽しんでいます。
大会前は出場キャラクターのみを使用して、ミスを少なくするよう感覚を体に覚えさせたり、各職の対策を考えて練習をしています。
3.スキル振りとその特徴、運用方法について教えてください
ここ数年の決闘環境では〝立ち回りでの削り〟よりも〝コンボ〟が重要です。
そのため、立ち回りでの優位性とコンボ火力を上げることを第一に考えています。
スキル振りはほぼスタンダードで、細かいスキルについては説明を省略しますが、特徴をあげるとすれば「サンドスロワー」と「スタンピード」をMにしていることです。
サンドスロワーは攻撃が当たると50%の確率で暗闇状態になります。
クールタイムは3秒と短く、また攻撃後のディレイが少なく攻撃範囲も広いため相手は近づき辛くなります。
相手との間合いを確保することで、ハイパーアーマー※のクールタイムを消化しやすくなります。
(※以下、HAと表記します)
スタンピードは単純に火力が上がるため、コンボダメージの底上げを目的にMとしています。
前述の様な小技にSPを割いているため、一瞬で高火力を出せるビートドライブを1にしてSPを賄っています。
現在はこのようなスキル振りですが、ビートドライブをMにすることも好きなので、今後変更する可能性もあります。
-ライジングナックルを用いた華麗で高火力なコンボ
4.ストライカーで上達するために必要なことを教えてください
ストライカーを使う上で一番大切なことは、HAの発動中にしっかりと相手を捕まえることです。
ストライカーの一番の強味であるHAを軸に戦えば、有利職相手に勝ちを取りこぼすことはほぼ無くなります。
次に大切なことは、HAがない時の立ち回りです。
ストライカーは崩拳や鉄山靠など、始動を取るために優秀なスキルがありますが、同時に自分も反撃をされてしまうリスクがとても大きいです。
HPと防御があまり高くない職なので被撃しないことを一番に考え、差し込みにいくことが大切です。
基本的には「相手に反撃スキルがない時間」、「相手がスキルなどを使用した後の一瞬のスキ」に差し込むとうまく始動を取ることができます。
ただし職業の相性が悪い相手だったり、相手プレイヤーのレベルが上がれば上がるほど、HA発動中の立ち回りや差し込むタイミングは対策され、なかなか始動をとることができません。
そういった相手には「警戒していない瞬間」を感じて差し込みに行くのですが、これは考えてから動くのではもう遅いです。
試合中に不思議と相手の2手、3手先の行動がわかるのですが、この感覚を得るにはたくさん考え、たくさん練習するしか方法はないと思います。
5.ストライカー側が有利な職業、不利な職業を教えてください
【有利な代表職:ランチャー】
①ランチャーの得意とする戦術は、相手の横軸に位置取り重火器やキャノンボールでダメージを取っていくことです。
しかし横の攻撃に強いスキルが集中している分、縦への攻撃が不得意なため、縦に位置取られることを非常に嫌がります。
対してストライカーは機動力が高く、容易にランチャーの苦手な縦の位置に入り込むことが出来ます。
さらに、縦軸の攻撃(疾風脚・金剛砕など)も持っているため、縦軸に位置取ることによって常に優位な戦況を作り出すことができます。
②当然ランチャー側も縦の攻撃を警戒して守りの立ち回りを行いますが、
あくまで「守備」のためであって自分から攻撃をすることはできません。
守備に時間を費やしてるうちにストライカーはHAのクールタイムが明け、
ランチャーは投げスキルが非常に少ないため高確率でコンボ始動をとることが出来ます。
唯一ランチャーに攻撃のチャンスがあるとすれば〝陽子爆弾〟を使える数秒ですが、その数秒を逃すと①②を繰り返し、基本的にランチャーは防戦一方になるためストライカー側が非常に有利です。
【不利な代表職:シャドウダンサー】
あくまでシャドウダンサーを使うプレイヤーが非常に上手な場合、というのが前提になりますが、一言で説明するとストライカーのやりたいことに対してシャドウダンサー側の対策方法が豊富にあります。
ストライカーのやりたいことは、HAを中心にゲームを展開していくことですが、HAに対しての回答が3~4つあり、また同時に透明になるスキルを使うことができるので、捕まえることがかなり難しくなります。
ではHAがない時の立ち回りはというと、そもそも移動速度がシャドウダンサーの方が速い上に、ストライカーの始動技(崩拳・鉄山靠・疾風脚など)を返せるスキル(シャイニングカット・ホールドアップ・ブレードガストなど)が多数あります。
さらに、シャドウダンサーはコンボ火力が非常に高いため2コンボでこちらを倒せますが、
シャドウダンサーには〝身代わり〟があるためストライカー側は最低でも3~4回、コンボ始動を取る必要がある為、非常に厄介な対戦相手です。
-世界大会経験者の完璧なクラウチング回避
6.一般決闘で勝ち続けるために必要だと思うことを教えてください
一般決闘ではレートのことが頭をよぎり立ち回りが雑になったり、必要のない焦りを感じて反省・考察・実践の繰り返しが疎かになりがちです。
焦って一般決闘で連戦するよりも、自由決闘場で各職の対策や試合の反省・考察・実践を集中的に行い、実力と自信をつけた上で一般決闘を行うことが必要だと思います。
7.日本選手が世界相手に勝つために必要だと思うことを教えてください
よく話題に上がるオフライン環境での対戦経験はもちろんですが、
根本的な話として、各々がもっと各職の対策方法や始動の取り方、立ち回り方などを知らなくては勝てないと思います。
そういった点でプレイヤー人口の数が重要であると考えています。
8.この記事を読んでいる方たちに伝えたいことがあれば、一言お願いします
決闘はボードゲーム・格闘ゲーム両方の要素が詰め込まれた非常に奥深く楽しいコンテンツです!
使用出来るキャラクター数もたくさんあり、自分にあったキャラクターを探すのも楽しみのひとつではないでしょうか。
一人で一般決闘をすることも楽しいですが、同じ志を持った仲間たちと一緒に決闘をすると、より決闘を楽しむことが出来ます!
シーズン7(公正決闘環境)になり、決闘を始めやすくなったと思いますし、初心者向けのギルド等も徐々に増えてきているので、配信や自由決闘場なども覗いてみてはいかがでしょうか!
また既に決闘をしている方々は、それぞれ自分の目指す所があると思いますが、「みんなで全体のレベルを上げていけたら良いな」と思っています。
それでは決闘場やオフライン大会の場でお会いしましょう!
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Shignares選手、貴重なお話を本当にありがとうございます。
この記事を通じて、皆様にとって決闘場が今よりも身近な存在になることを切に願っております。
ここまでご覧頂き、ありがとうございました。
他にも決闘についての記事を執筆しておりますので、よろしければご覧下さい。
https://note.com/keropippi123
Shignares選手:
この記事を書いた人:けろぴっぴ