2024年10月の古本浪漫堂 三たび、酒の話
そうなんです。酒についての仮説がはかどりましたので。
先日あまり飲みすぎないように宴を過ごしていましたところ、終わった後になってもう少し飲みたい気持ちがふつふつと。というかやたらとのどが渇いておりまして。飲みたいなあ、飲みたいなあ、と思いつつ、いやここで飲んでしまっては元の木阿弥と帰宅し、仕方なくポカリを買ってきて飲んだのですがこれがうまい、うまいのだが飲んでも飲んでも渇きは満たされず、まあいいか、とそのまま寝たので次の朝は軽めの二日酔いですみました。
ここで仮説ですが、酒を飲めば飲むほど飲みたくなって止まらないまま飲みすぎてしまうのは酒を飲むことによって渇き(アルコールを分解するのに水分が必要であるため)が加速し、それを癒すためにまた酒を飲んでしまうのではないかと。そのうちにアルコールで頭がぼーっとして飲みが加速し、さらに渇きも加速しの連鎖ではないのかと。酔っ払いのマッチポンプだ。
体調や気分にもよるけどビールならだいたい350缶3本くらいが転換点か?そこまでなら次の日にもほぼ影響はないし、自力で止めることも可能であると思う。そこを越えると徐々にオートマチック酒飲み機構が動き始める。
日本酒やウイスキーが入ってくるともうわからん、スピードはさらに加速する。まあ、次の日を気にしなければ酔っ払いとしては一番楽しいところでもあるのだが記憶あやふや機構も動き出すので楽しい記憶はどんどん消えていく。ぼんやり楽しかったという記憶だけは残るけど。
平日の晩酌だとまあ1本、多くても2本程度なのでほぼ全く次の日には影響ないが、時々もうちょい飲みたいなあ、とはなる。そこをごまかすのにノンアルはいいかもなあ、という感じ。
年末年始やお盆らへんなど、昔の仲間が集まる宴会をどう乗り切るかなのだよなあやはり。昔は自動酔っ払いシステムと自動安全帰還システムは同時に働いていたのだけど、安全帰還システムはもう経年劣化がひどい。安全でなかったり、帰還が困難だったり、両方は無理なのかも。
楽しく、安全で人に迷惑をかけない飲みを目指して今後とも思索を深めていきたい。飲まなければ良いのでは、とまではまだ思えないので。
こういうの漫画で上手に描けたら楽しいのにな、と思ったりもする。
人生も半ばを過ぎて、何にステータスを振っていくかは重要課題だよね。
そんなこんなだ。
本とか店の話しろよ。
また今度。