開けられない映画の箱
映画で、セリフは覚えているけど内容を覚えていない作品ってありますか?
私には、こびり付いて離れないセリフがあります。
でも、作品の内容をほぼ覚えていません。
現在は、ネットで調べることや配信で見ることが簡単にできます。
今から確認をできるけど、セリフの「言葉の意味」が違っていたことに気付くのが怖く作品に触れていません。
具体的な作品とセリフを書いていきますが、前述したとおり作品について調べていないので、うろ覚えです。
間違えている部分も多々あるかもしれません。
でも、思い出のままにしておきたいので、間違っていても指摘などせずに、そっとしておいてくださると助かります。
私の中で時期が来たら、調べたり見直していきます。
作品は、邦画の「スペーストラベラーズ」です。
ダウンタウンの浜田雅功さん、金城武さん、深津絵里さんが出演されていたと思います。
レンタルDVDで見たので、パッケージで黒い服を着ていたイメージはあります。
銀行強盗か何かしらの犯罪を描いていた作品だった記憶もあります。
作品の冒頭に出てくる深津さんのセリフです。
「あなたは、今、何をしていますか?」
後半に冒頭のセリフの意味が繋がるような構成だった気がする。
このセリフが頭に残ったまま生きています。
「このままの人生でいいのかな?」と立ち止まって迷っている時に、自分へ問いかけのように頭の中に浮かびます。
絶妙なタイミングで現れて妙なフィット感があるため、作品の真実を確かめずに放置したままにしています。
ここで発生するのは、時間が経過すればするほど、美化されていく現象です。
作品を確かめなくても何となく感じているのは、ここまで重いセリフではないことです。
そして、コメディ作品だった記憶があるので、世界観がセリフを壊しそうです。
ホラー映画が怖くて見えないのと違う、怖さを「スペーストラベラーズ」にあります。
「このままの人生でいい!」と思ったときに見ようと思います。
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