義母が施設に入るまで 6
~身内フィルター~
大事なもの
例えば多めの現金、通帳、免許証、保険証、マイナンバーカードなど一式何度も紛失したり
トイレの失敗が増えたり
人前で漏らしたり
つじつまの合わない思い出話をしたり
現実と妄想の区別がつかなくなったり
嫁が何かを取った隠したと言い張ったり。。。。
これがテレビドラマなら
あぁ認知症なのね、と誰もが思うに違いないのに
現実の世界になると
お母さんがこう言ってる、お嫁さんが何かしたに違いない
まだ認知症じゃない
まだ一人で何でもできる
って身内特有のひいき目フィルターをかけて物事を見てしまうのはなぜなんだろう。
気持ちはわかるが。
旦那の兄弟たちは、義母がみるみる衰えているのをなかなか認めようとしない。
旦那もそうだ。
病院での話を聞く限り
もう義母は一人でできることがどんどん減って言ってるし、いすにも座れない(らしい)
歩行器なしでは一歩も歩けない
なので一人でだれの助けもなく二本の足で立つこともできない
(立てても5秒とか)
なのにまだ大丈夫だという。
何が???