『決戦は日曜日』感想 ~ 2回目観たぞ※ネタバレしかないです
主人公は窪田正孝演じる谷村勉だが、のっけから宮沢りえに圧倒される。代議士である父親が倒れ後継者として担ぎ上げられた娘の有美(宮沢)、代議士の周辺で利益を得てきた者たちの都合だけで決まったことだが、当の本人は知る由もない。病床の父親が希望したという理由を信じ、使命感と正体不明の自信に満ち溢れた彼女の言動はインパクトだけがやたらと強く空気読解力ゼロ、一言でまとめるならウザイ(笑)。 初対面を果たした後の後援会事務所での秘書たちの会話で、候補者と意識の隔たりが分かる導入部分である。