にんぷ、NZでワクチン接種

こんにちは、プケ子です。

今回はニュージーランドで妊娠中にワクチン接種を受けた話です。

2022年2月までに計3回のコロナワクチンと、おまけで百日咳の予防接種を受けたときのことを振り返ります。


2021年8月、コロナワクチン接種(Pfizer/1回目)

ショッピングモールの中に特設された大規模接種会場にて、仕事の帰りに打つことに。この会場は予約なしでも行けそうという前情報でしたが、念のためWeb事前予約をして臨みます(予約が推奨されてはいました)。副反応が心配だったので、翌日仕事が休みの日を選んで行きます。

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会場は空間に余裕があり、ソーシャルディスタンシングも取れていて、そして空いていました。もっと大混雑を予想していたので拍子抜け。案内もスムーズで、受付で名前と生年月日を言うだけでOK。Web予約の画面を見せましたが、それすら必要なかったようです。(ニュージーランドでは個人の医療情報はすべて電子化されています)

受付を済ませるとナースが先導して個別の簡易パーテーションに仕切られたブースに案内してくれて、確かワクチンについての説明用紙を渡されて接種の意思の最終確認。ここで妊娠していますかと聞かれたので「(結果を)待っているところです」と伝えると、仮に妊娠していても接種可能だし、妊婦にも接種は推奨されていると改めて言われてそのまま継続することに。

サクッと打たれて、待合エリアに移動し、そこで15分間待機。時間になると係の人から名前を呼ばれるので、ナースから気分が悪くないか聞かれ、予想される副反応の確認とチラシをもらい、辛くなったら早めに痛み止めを飲むように言われ、解散。

接種後は夕方だったこともあり?わりとすぐにダルさを感じるものの、すぐに腕は痛まず。頭痛がするようなしないような、だったのでロキソニンを飲んで就寝。夜半からから腕が痛くなるものの、それ以外の症状はその後もほとんどなし。

寝込む準備をしておいたので良い意味で拍子抜け。

接種翌日、少し早めに生理が来たのでものすごくがっかりしたのですが、ワクチンとの因果関係は不明。いつ来てもおかしくないタイミングではありました。


2021年9月、コロナワクチン接種(Pfizer/2回目)

前回接種から5週と半分。この時、(結果的に)妊娠2か月。妊活中だったので可能性はあったものの、まだ検査できる時期ではなかったので確証はなし。

接種会場も工程もまったく同じ。接種の際に妊娠の可能性があることを告げたけれど特別なことはなく、スムーズに接種。15分待機ののち、帰宅。

翌日から腕がものすごく腫れて痛くて、肩を上げることができず。壁にある電気のスイッチを押したりするのが辛い。一番つらかったのは接種の翌日で、それから徐々に1週間くらいかけて腕の痛みは引いていきました。利き腕と逆の左腕に打っておいてまだよかったです。発熱他の症状もなし。


2022年2月、コロナワクチン接種(Pfizer/3回目/通称ブースターショット)

前回から19週とちょっと。ちょうどこの頃NZでは、2回目と3回目のインターバル推奨期間が6か月以上から4か月に短縮されました。そのため保健省から、いつでも接種に行ってくださいねというショートメールが早々に届きました。予約が必要な会場は各自でネットもしくは電話予約、他にも予約なしで接種できる会場が各地にいくつかあります。

妊娠経過は23週の終わり、胎動も感じ始めてきたころです。

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今回は接種会場を変えてドライブスルーかつ予約不要の場所に行ってみます。特に深い理由はなく、なんとなくドライブスルーが気になったので……妊娠中なので車で行ってそのまま座って待っていられるのがも気楽かなくらいの気分でした。

平日昼間の会場はものすごく空いていて、まったく待たずに受付へ直行。名前と生年月日、妊娠23週であることを伝えて注射を受けます。最初の2回はナースの腕がよかったのか痛くない注射だったのですが、今回はちょっと痛かった。。妊娠週数が進むと横向きに寝ることが推奨されるのですが(とくに28週以降)、どちらかというと左向きに寝た方が良いとのことだったので、今回は右腕に注射。夜には腕が痛くなってきて、抱き枕で腕を支えていないと辛い状態に。

翌日は倦怠感が強く、腕も痛いけれど発熱などはなし。ワクチンのせいでダルいのか、妊娠中だからかわからず。腕の腫れは2回目より控えめでしたが、痛みがとれたあとも腫れはしばらく続き、周辺が青あざになりました。左向きだけだと寝苦しかったので、ちょくちょく右腕を下にして寝てしまっていたからかなぁと思います。3週間弱くらいで痣も腫れも消えました。


2022年2月、百日咳【Whooping Cough】(Boostrix/ dTpa vaccine)

コロナのブースターショット接種から13日後に、かかりつけ医にて。(妊娠25週の終わり)

今回接種するのは百日咳だけではなく、ジフテリア、破傷風を予防する免疫力を上げるための複合ワクチンです。妊婦は16週~28週ごろまでに受けるようにということで、本人以外にも同居家族やお世話に来てくれる実家の両親なども受けるようにと言われました。(本人以外はいつでも良いので産まれる前に)ワクチンの効力は10年で消えるとのことで、私は幼少期に受けたきりだったので改めてもう一度受けることにしました。

ブースターとの兼ね合いがすごく心配だったので、注射担当のナースに何度も確認して、妊娠25週目ということ、13日前にブースター受けたということをしつこく言いました。ナースも迷惑がることなく、クリニックの医師に聞いたり薬事相談窓口?みたいなところにその場で電話をして2つのワクチンの間に何日間隔をあけるべきか、問い合わせをしてくれました。

結果、2つを仮に同日に接種しても問題ないとのこと。

ブースターを打った右腕がまだ気持ち腫れていたので(痛みはもう全くなかった)、念のため逆の左腕に打つことに。同じく筋肉注射で、二の腕の外側に打たれました。

副反応などについての注意事項の書かれたチラシをもらい帰宅。副反応は6~24時間以内に打った腕の痛みや筋肉痛、軽い発熱など、インフルエンザワクチンと同じようなことが書かれています。夜になって腕に軽い痛みを感じたものの、コロナワクチンとは比べ物にならないくらい軽くほとんど気になりませんでした。

ちなみにコロナの際は痛み止めの服用を推奨されましたが、今回のチラシには、発熱などはワクチンが働いている証拠なのでなるべく鎮静剤は使わないように、と書かれていました。(この違いはなんだろう。。)

ところが3日後の夕方頃、注射をした左腕の脇の下に軽い違和感と痛みを感じます。その頃には打った患部の痛みはなくなっており、脇をキュッと締めたり左腕を下にして寝ると圧迫されて鈍痛がしました。さらにその翌日の夜になると痛むあたりが微かに腫れ始め、腫れは一晩かけて徐々に大きくなってきました。(赤みなど他の異常ははなし)

ネットで検索すると最近、コロナワクチン接種の数日後に脇の下のリンパ腺が腫れる人が一定数いるということがわかりました。

今までどんな予防接種でも脇の下になにか起きたことはなかったので驚いたし、「脇の腫れ=乳がんの可能性」というのも即座に過りました。今回私はコロナワクチンが直接の原因ではなさそうですが、2つのワクチンの間隔が短かったこともあり、リンパの流れがオーバーロードしてしまったのかな、と思います。痛み、腫れが始まったのが金曜の夕方だったので月曜まで様子を見て病院へと思っていたのですが、月曜には痛みや違和感は消え、火曜に確認したときには腫れも引いていたので結局そのままにしています。ワクチンの副反応でリンパが腫れる場合、2週間ほど続くこともあると書いてあったので(不確かな情報ですが)、そんなこともなく数日で何事もなかったかのように治まってよかったなと思います。

万が一今後身体に異変があるようでしたら、参考までにまたここで報告しようと思います。

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妊娠中にもかかわらず、ほとんど副反応のなかったラッキーなプケ子ですが、夫のキウイさん(ヨーロッパ系)は私よりも強めの副反応に苦しんでいました。3回とも一晩で急激な発熱と頭痛、強い腕の痛みがあり、一晩休むと翌日以降ゆるやかに回復する、といった様子でした。

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ではまた。

プケ子


参考:Boostrixワクチンについて↓(英語)

https://www.medsafe.govt.nz/Consumers/cmi/b/boostrix.pdf



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