けーぽんメルマガ 第156号「けーぽんは他人に期待をしない」
こんにちは
さっきお洗濯物をたたんでいた梢さんが
「けーぽん、ちょっとこれ見て!」
「パジャマの裾が、昆布みたいにシワシワになっているんだよ」
ニ
とヤニヤしながらそのパジャマを見せにきました。
「あと、このトレーナーは、袖のところがクチャクチャになっていたせいでまだ乾いていないんだよ」
「それとこのTシャツは、浜に打ち上げられたワカメみたいにヨレヨレなの」
と、けーぽんが干したお洗濯物について、ちょっと嬉しそうに報告をしてくれます。
けーぽんは、いろいろなことが普通の人並みにはできないんです。
これでも、梢さんにいろいろと教え込まれてまだマシになった方なんです。
けーぽんは飛び抜けて他の人よりもできるところがあります。
でも同じように、飛び抜けてできないところだってあります。
過去に美容室で働いていた頃は、この「できないところ」ができるようになるために、周囲の人に厳しく注意されたこともありました。
でね、気付いたんですよ
「人には努力してできるようになることと、
努力してもなかなかできないことがある」ということに
「努力してもなかなかできないこと=何回言われてもできないこと」
なんですよね
だからけーぽんは言いたいのです
「何回言われてもうまくできないけれど、努力は人一倍しているんです(当社比)」
「というか、やりたくない努力なんてしたくないんです」
というけーぽんの気持ちをすぐに察して、いつも笑いながら「楽しいダメ出し」をしてくれる梢さんにけーぽんはいつも感謝をしています。
今日は梢さんからどんなコメントをもらえるか。
それを楽しみに、お洗濯物を干しているけーぽんなのでした。
さて、今日は「けーぽんは他人に期待をしない」というおはなしです。
実はけーぽん、他人に対して全く「期待」をしないんですよ。
あの人には〇〇になって欲しいとか、△△に受かって欲しいとか、そういうものを持っていないんです。
もっというと、興味はあるけれど期待はしないんですよ。
だってね「期待」というものは「自分の願望の押し付け」だと思うんですよね。
「〇〇ができない自分の代わりに、あなたには〇〇になって欲しい」
「自分は〇〇で苦労をしたから、あなたには〇〇の苦労をしないで欲しい」
「あなたには〇〇の才能があるから、ぜひ〇〇になって欲しい」
これって、全て自分の願望の押し付けなんですよ。
それを言われた本人は、是非とも「その期待に応えなきゃ」ってなってしまうんですよ。
勝手に他人に押し付けられた願望の通りにならなきゃって、それってとっても苦しいことだと思うんですよ。
だからね、けーぽんは「他人の期待にも応えないし、他人にも期待をしない」ことにしているんです。
けーぽんが今、みんなに伝えたいことは
「この世界では、何をやってもいいし、どんな生き方をしてもいいんだよ」
ということです。
それこそ、他人に自分の期待を押し付けてもいいのです。
でもそれと同時に、押し付けられた相手は、その期待を受け取らなくてもいいのです。
さらにいえば、他人の期待を受け取って、その期待に応えてもいいんです。
限りなくある選択肢の中から、自分がなにを選ぶか。
その中で、けーぽんは「他人に期待もしないし、他人の期待にも応えない」という生き方を選んでいます。
全てのことは自分で選ぶことができます。
自分の生き方は自分で決めることができます。
それがけーぽんのパラレルワールドです。