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【DELE B2 一発必勝ガイド】 ①試験について

¡Hola a todos!

DELE B1を取得した方、DELEは受けたことないけど受けてみたい、スペイン語圏で働きたい。という全てのスペイン語学習者に向け、昨年11月に私が一発で合格した体験をもとにDELE B2一発必勝ガイドをお届けしたいと思います。

私のスペイン語歴

私がスペイン語を始めたのは2020年5月、パンデミックによって高校の授業はオンラインになり、部活も禁止だった頃でした。アメリカのドラマ Prison Break を見ているとやたらスペイン語が出てくることに気づき、突発的に勉強を始めました。DELE B2を取得したのが2023年11月なのでスペイン語学習歴3年半で合格したことになります。そして全て独学です。大学の外国語必修ではフランス語を履修していたため授業を受けることなく自己流で学習を続けてきました。ただし、今回フォーカスするのはDELEに向けての学習なので外国語の独学法について興味がある方は以下の記事を参考にしてみてください。(公開準備中)

なぜDELE B2を取るべきなのか?

世界に通用するスペイン語資格であるDELEの中でDELE B2中上級に位置しており、その有用性においてかなり強力な効力を発揮します。以下のサイトでも紹介されている通り、B2はビジネスの分野でスペイン語を使いたいと思った時の一つの指標になります。いくらスペイン語に自信があっても客観的に証明しないと仕事で使うことは難しいですよね。

●仕事で活用したいならB2を目指そう!

DELEは日頃、皆さんが学習しているスペイン語の総合的なレベルチェックになりますので、一度挑戦してみるのがおすすめです。A1〜C2までの6段階ある中で、どのレベルから挑戦しても良いのですが、中でも上から3番目のB2(中上級)は、取得を目指している方が多いです。グローバル言語・スペイン語を使用している国は多数あります。世界中で話者は6億人近くに上るとまでいわれていますね。今後も、スペイン語を話せる日本人の人材は重宝されていくでしょう。そのボーダーラインの目安がB2です。ビジネスレベルの最低限のスペイン語能力を備えているという証明になりますので、スペイン語を使って将来的にキャリアアップしたいと考えている方は、ここを目指すと良いです。B2が取れるレベルになると、ある程度、スペイン語を日常的に使う習慣も確立してくるので、さらにそこからブラッシュアップできます。中でも今はメキシコが超売り手市場で、業界の専門知識がなくてもスペイン語のレベルがB2以上というだけで現地採用されるケースもたくさんあります。中にはその1つ下のレベルのB1(中級)から求人を出している企業もあります(ただしその分、言語の壁は厚いので、いざ採用されたら相当の努力は必要です)。スペイン語能力はこれから国際市場において大きな武器となっていくでしょう。

https://adelante.jp/noticias/blog/lo-que-puede-hacer-con-el-diploma-dele-b2/



また、ビジネスという観点に限らず純粋に言語のレベルとしてCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のB2に到達することは重要です。それは、B2レベルからはスペイン語の世界に完全に浸って、スペイン語を通してスペイン語を学べるようになるからです。さらにDELE B2に合格するにはただスペイン語でコミュニケーションを取れるだけでは足らず、論理的に話せることや、わかりやすく伝えられることが求められます。そのため確実に合格を狙う学習をすることで言語上達の中で(特に上級レベルを目指すにあたり)非常に重要なステップを踏むことになるのです。

試験の概要

ではまず試験の概要について説明します。DELE B2試験は、以下の4つのパートで構成されています。

  1. 読解 (Comprensión de lectura)

    • 時間: 70分

    • 内容: 複数のテキスト(記事、エッセイ、広告など)を読み、それに関連する質問に答える問題。主に文章の要点を把握したり、具体的な情報を抽出する力が試される。

  2. リスニング(Comprensión auditiva)

    • 時間: 40分

    • 内容: インタビュー、会話、ニュースなどを聞いて、それに基づく質問に答える問題。

  3. 作文 (Expresión e interacción escritas)

    • 時間: 80分

    • 内容: 与えられたテーマに基づいてエッセイや手紙を書く問題。文章を構成し、意見を明確に伝える能力が求められる。

  4. 面接 (Expresión e interacción orales)

    • 時間: 20分(準備時間あり)

    • 内容:短いプレゼン、対話、議論など。ただスペイン語で答えられればいいのではなく、論理的に伝えられることが重要。

配点はそれぞれのパートごとに25点で、合格要件は読解と作文の合計で30点、リスニングと面接の合計で30点の双方を満たすことです。要は、バランスよく点数を取らなければダメということです。

試験日に関しては国や試験センターによるのですが、私の場合面接をした一週間後にその他三つの試験をするといった具合に別の日に受験をしました。

それでは次回からは具体的な内容に入っていきたいと思います。

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