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近況とか最近ハマっているものとか

前作「改悛のドロッセルバート」を作曲して以来、一旦音楽からは作るのも聴くのも距離を置きたいなという気持ちになりました。

別にスランプとか作っていて嫌になった・飽きたとかいう訳ではないのですが、作りたいネタのストックが無くなってモチベが一段落したのかなという気がします。

それに自発的に月1曲ペースで作曲していたのが、いつの間にか期限に追われているように感じるようになってしまっていたのも健全でないなと思っていたので、一旦気持ちをリセットする必要があったのかもしれません。

「自分には音楽しかない!」という人とは違って、あくまで音楽は人生を楽しむための手段(の内の一つ)というスタンスなので、それならまた別のものにハマれば良いか、と考えてここ数ヶ月色々なものに手を出していました。


また、「自分には音楽しかない」という価値観はどうにも神聖視されがちですが、個人的には不健全な心理状態だなと思っています。

少し前に「自立とは依存先を増やすこと」というミームが流行っていたのですが、万が一ある趣味が様々な理由で出来なくなってしまった・楽しめなくなってしまった時のリスクヘッジとして、多趣味であることは心の支えとして強みになると思います。

実際、DTMを本格的に再開する前はbeatmania IIDX(通称「弐寺」)という音ゲーにハマっていたのですが、高難度譜面に無理に挑戦し過ぎて手首を痛めてTFCC損傷になってしまいました。

TFCC損傷は安静にしていれば治る怪我ではあるのですが再発しやすく、☆11上位くらいの難易度になるとすぐ手首が痛むようになってしまったので、事実上引退という状態になっています。
あと少しで九段が狙えそうなところまで来ていたので非常に悔しいです。


という訳でここ最近ハマっていたものについて紹介したいと思います。


アークナイツ

DTMから離れようと思っていた当時、ブルーアーカイブ(以下「ブルアカ」)のイベントでタワーディフェンス形式のミニゲームがあったのですがこれがとても面白くて、ブルアカと同じくYostarの提供するタワーディフェンスゲームであるアークナイツとそっくりだと言われていました。

タワーディフェンスはほとんど触れたことがなかったジャンルなのでどんなもんなのかなーとアークナイツについて調べてみたら、陰鬱で救いの無い重厚な世界観とイラストにハマって即インストールしました。

特に源石(オリジニウム)についての設定がどうしようもなく救いが無くて、

  • 莫大なエネルギーを宿している鉱物だが、自然に増殖する上に増え過ぎると天災と呼ばれる災害を引き起こす(なので都市は移動式で、天災の予兆があると避難するしかない)

  • 何らかの形で人体に取り込まれると体内で源石が増殖して鉱石病(オリパシー)という死に至る不治の病に冒され、感染者が死亡すると遺体が破裂・崩壊して源石の粉塵を撒き散らして新たな感染源になる

  • 鉱石病は人から人へは感染しないらしいが感染経路について正しい理解が広がっておらず、感染者は激しい差別対象となっている

  • ここまで最悪な物質なのに、その強大なエネルギーを利用した文明と技術が発展してそれに依存している世界で、源石の使用により天災や鉱石病が引き起こされるという悪循環に陥っている

というあまりに陰鬱に作り込まれた世界観に厨二心がくすぐられました。


ゲームとしてはタワーディフェンス初心者に程良い難易度で、序盤のステージでもちゃんと考えないとすぐ陣形が崩れて失敗しまうのですが、試行錯誤を繰り返して手持ちのキャラで最適解を導き出していくのがとても面白くて、やればやるほどドンドンハマっていきました。

また、ソシャゲとしても完成度が高く、低レアキャラでも高レアとはちゃんと性能が差別化されてて使い所があり(強い能力は無い代わりに育成や出撃のコストが低い等)、低レアだから腐るということは無くガチで全キャラに使い道があるのが凄いと思います。

今のところ★6をようやく数体昇進2に育てたところなのですが、始めて間もないのにオリジニウムダストだの危機契約だの高難度コンテンツがブチ込まれて動画を参考にしながらヒィヒィ攻略していたので、早く暴力で全てを解決出来るくらい強くなりたいです。

とはいえブルアカと同じく盆栽ゲー(課金したからといって即強く出来るのではなくコツコツプレイし続けることで強くなっていく方向性のゲーム)であり、リリースされてから4.5周年を迎えるだけあってメインストーリーやサイドストーリーも山ほどあるので、気長に続けていきたいと思います。


maimai


以前プレイしていたものの引退していた音ゲーなのですが、最近「にじさんじのB級バラエティ(仮)」という動画でmaimaiを扱う回を観てまたプレイしてみたくなったので再開しました。

昔はPLUS~PiNK PLUSの間の4年弱もプレイしていましたが、

  • 収録曲にボカロ・東方アレンジ曲が増えてきてどれも好みでないものばっかり(しかも大抵が他の音ゲーでも収録されている)でうんざりし始めた

  • ちょうどその頃crossbeats REV.が稼働しており、オリジナル曲中心で曲もどれも非常に好みだったのでそちらに傾倒し始めた

  • 高難度譜面がどんどん体力譜面化してついていけなくなった

等の理由で辞めてしまいました。

しかし上記の動画を観ていまだに稼働していることを知り、基本的に他人がプレイしているところを観ると自分もプレイしてみたくなるタイプなので、懐かしさもあって久々にプレイしてみたらやっぱり楽しくてまた始めることにしました。

以前はレーティングや達成率のシステムが違っていたこともあり、クリアランクSを狙うクリアラー志向で、Garakuta Doll Play、Reach For The Stars、ウミユリ海底譚辺りの難易度(現在だとLv13~14くらい)でSを取れるくらいの実力はあったのですが、今はLv12~12+でSSS取れるかどうかというくらいでヒィヒィ言う程度には衰えてました。

ただ弐寺で精度や認識力が養われたので、総合的には以前よりもバランスの良い音ゲー地力になっていると思います。
以前はノーツスピード7.0で反射神経ゲーになっていたのも良くなかったですが、今は6.5で譜面を認識して脱力して打つことを意識出来ています。

また、以前辞めた原因の一つである収録曲の好みの問題は、8年も経ってさすがに色々な曲が増えていて(現在1000曲以上収録)、上手くなるためにわざわざ好きでもない曲をプレイする必要が無くなっているので、心配しなくても良くなりました。
そもそも今はもうそこまでボカロ・東方アレンジに忌避感を持ってないというのもありますが。

特にチュウニズムからの移植曲のWe Gonna Journeyがとても好きで、当時チュウニズムに収録された時にmaimaiにも来てくれー!となったので、今maimaiでプレイ出来ることがとても嬉しいです(ちなみに辞めた2年後にmaimaiに移植されたようです)。

再開してからハマった曲はプリンセスコネクト!Re:DiveのOP曲のLost Princessです。
何かめっちゃサクラ大戦味があるなーと思ったら実際作曲者と編曲者が同じでした。

再開してから1か月経って何とか銀レートに到達したので、虹レートを狙えるくらいにはまた頑張りたいなと思います。
ただ高速物量譜面には相変わらず弱いままで、今後そういう曲にぶつかるのは避けられないので、また挫折せずに続けられるか心配ではあります。

まあでもDTMをやっていた時は休日引きこもることが多く散歩程度しか運動していなかったので、ゲーセンへ行くために外に出てmaimaiで運動する習慣をつけることが出来て良かったと思います(8年前よりも若くないことを考えても…)。

maimaiのプレイはずーっとキツめの有酸素運動という感じなので、プレイ後に家系ラーメンを食べるのが最高に旨くて健康度的にはプラマイゼロな気もしますが…
音ゲー地力を上げたければラーメンを食え、と半ば冗談で言われますが、実際糖質でグリコーゲンを補充出来て汗で流した塩分も補えるので、割と理に適っている、と思うことにします。



DTMを再開する見通しについては完全に未定です。

年内に1曲作れたら作ろうかなとはちょっとだけ思っていますが、ソシャゲをプレイしてゲーセンにも行っていつ作るんだよ!という状態です。
趣味が多くて身体が足りない…

「作りたいから作る」が基本理念なので、無理に作ろうとするのは苦痛にしかならないし違うよなとは思いますが、作りたいと思えないならそれならそれでそれまでってことだよなとも思うので、モチベが再燃するのを気長に待つことにします。