経過させる
宙ぶらりんのまませっかちに答えを出そうとしない。その中途半端な状況のままでとりあえずやりすごす。なんでもわかろとしない。解決しようとしない。その時点で解決できたとしてもそれに対する認識の深みや理解の濃さが違うのではないか。
そう簡単に答えが出ないことがある。
子どもが宿題をしている。問題が解けないのか、大きな声をだして、イラついている。イラつきを振りまかれると何とも言えない気持ちになる。しかし、こちらから「どこがわからない?」と声をかけることはしないようにしている。
教科書に立ち返るか、誰かに聞くか、時間を置いて考えるか。自分と向き合う時間だ。
そして、母が術後の不定愁訴で悩んでいる。時間が経過しても改善がみられないため、他科を受診するよう指示されたようだ。
時間を置くことで何かがわかり始めることもあるだろう。