破って捨てる
誰にでも苦手な人はいるはずだ。
嫌なことを言われたり
嫌なことをされたり。
随分と暇な人だなと冷静なときには思えるけど
いざその場では上手く返すことができなくて
あとになって嫌な思いにさせたれることがある。
ずっとくすぶっていた嫌なことを
今日、急に思い出して
あぁ!あの時あぁ言ってやればよかったんだと
3年以上経って突如思いついた。
あの頃の精一杯な自分を慰めてあげたい。
大したことではなかった。
——感じ悪い
——先に行くね
ってそれだけでよかったんだ。
黙って従うことも
言い返して喧嘩する必要もない。
ただその時の気持ちを伝えて立ち去るだけ。
できる人にとっては
当たり前のことなのかもしれない。
でも私は気づくまでにこんなに時間を要してしまった。
この数ヶ月
嫌なこと、嫌な記憶を
書いては破り捨てるという
頭の中の断捨離をやっている。
かなりすっきりするから気に入っている。
きっとその流れで
ずっとくすぶっていたできことが
捨てるために急に思い出されたのだと思う。
もちろんついさっき書いて破り捨ててやった。
もう大丈夫。
記憶、思い出として
頭の中に取っておく必要はない。
近頃この先が楽しみなのは
過去を整理しているおかげだと思う。
私は私の人生を生きる。
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