生放送でサプライズの全裸ダンス、おしっこを漏らしてしまう彼女・・・

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〜2月27日 21:00

大学時代、ダンス系のサークルでの思い出です。

自分は高校生のころから本格的にダンスをしていたのですが、足の怪我のため引退、大学ではもう少しゆるめの、創作ダンスがメインのサークルに所属しました。

いわゆる遊び的なノリのサークルなので、飲み会も多く練習は週に1度くらいしかありませんでした。

メンバーは、男子20人、女子40人くらいでした。
常に新しく入ったり、出たりしていたので正確ではありません。

秋の学祭もわりと適当で、遊び半分、本気半分な感じでわいわい楽しくしていました。

しかし、3年の時に状況が一変する出来事がありました。
夏休みにはいる前のことです。

大きなイベントでパフォーマンスを披露することになったのです。


いわゆる毎年恒例!みたいな大会で、うちのサークルには声がかかることさえないような、格のあるイベントです。
いつも出ているサークルが参加者の都合で今年は出られないとのことで、参加を切らすのが良くないから代わりに出てくれないかと、相談されたそうです。


さらに今回はテレビ取材もあるということで、部長が快諾し、本格的にメンバー選抜に入りました。


当然、ダンス経験者の僕はメンバーに入り、僕を含めて14人が選抜されました。

夏休みは週に2、3回のペースで練習しました。
やっていくうちにどんどん熱くなり、僕も本気モードになりだしました。

そしてイベントの2週間前のことです。
みんなでミーティングしていて、部長が「なんか腑に落ちない」と言い始めました。

一人だけ乗り気の部長は、やたらとSNSで宣伝をしていました。
イベントに出るってだけでなくて、「最高のダンスを見せる」や「(うちのサークルの名前)の本気を見せる」など、別サークルへの対抗心がメラメラでした。
それで自分が追い込まれていたのだと思います。


そしてついに、こんなことを言い始めました。


「やっぱさー、もっと斬新さがほしいんだよね。なんかさー、みんな裸で表現しない?もっと、体の表現を出したいんだよね、私は」。

みんな凍りつきました。
だって、みんなの前で裸になってダンスをするなんて・・・、僕はよくても、女子は絶対いやだろうな(しかも、選抜メンバーには僕の彼女もいたのです)


そう思っていると、先輩の女子がこういいました。

「裸になるのは、絶対、いや!」
当然の発言でした。

しかし、続けて、、
「でも、みんなが良いんだったら、ちょっと考えるかな。」


それからみんな雑談を始め、結局、その日は結論は出ませんでした。


最近の異常な暑さで、少し気が変になっていたのだと思います。
次の練習日、練習中に一人の女子がしゃべり始めました。


「あ、わたし、部長の言うことがわかる気がする。せっかくここまで練習したのに、後悔したくないし。

このダンス、やっぱ裸でやったほうが良いかも。

恥ずかしいかもしれないけど、それはただ自分をよく見せようと思ってるだけ。

やっぱり、本当にダンスが好きで、見てほしいから。
いい思い出になると思うし。
今しか出来ないことをやりたい!」

(でもその子、選抜メンバーじゃないんだよな・・・)


彼女の発言に感化され、みんなうなずき始めました。

すると部長が

「じゃあ、みんないい?いやな人はいる?いやだったらやめても良いよ」
そこで辞めると言う人はいませんでした。


僕の彼女は前日「裸になるのは無理。もしそんなことするなら私、選抜メンバー辞めたい」と言っていました。
それもそのはずです。

裸になるときはいつも部屋は真っ暗で布団に入っており、彼氏の僕でさえ彼女の裸をまともに見たことはありません。

だから僕は、彼女には辞めてほしいと思っていました。
「僕から部長に言おうか?」
「そんなことしたら嫌われるじゃん。自分で言うよ」
でも彼女は極端に気が弱いのです。
それだけが気がかりでした。。。


部長の号令を受け、僕は彼女へ「言い出すなら今だぞ!」と視線を送りました。

しかし、彼女はうつむき、何も言い出しませんでした。

これでテレビでの全裸ダンスが確定となりました。


そこから、ダンスの方向性を変え、新しく作り直しながら猛練習しました。

バイトも休んで毎日のように練習しました。



練習中もみんな全裸です。


特に女子はおっぱいをゆらしながら、本当に全裸で練習していました。

選抜メンバーだけの特権です。

ほかのサークルの人に見られてはいけないので、部室に鍵を閉めて、一生懸命練習しました。


僕の彼女はというと、一人だけ下着を着ていました。
なぜか逆に、その方が目立っていました。
「今日はピンクだね〜」などと、毎回、柄のことを男子からいじられたり、「ちょっと染みになってるんじゃない?」と笑われたりして、余計に恥ずかしい思いをしていました。


僕は、他の女子の裸を見れる喜びとの間で複雑な感情でした。

サークル員の中で、裸になることは誰にも漏らさない、という約束がありました。
理由は2つあり、

一つ目は「出来るだけ知り合いには生で見られたくないよね」というもの。

もう一つは「テレビ局に気づかれたら出られなくなってしまうかもしれない」という深刻な理由です。
部長は、生放送での完全サプライズを企図していたのです。

しかし当然、誰かが漏らしたようで(きっと、選抜メンバーではないやつ)

大学の学部の友人から「今度のダンス、見にいくからな(笑)」と予告のラインがいくつも来ました。

それとは裏腹に、テレビ局のほうから「出演禁止」の連絡は来ないまま、当日を迎えることになりました。


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1月28日 21:00 〜 2月27日 21:00

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