見出し画像

ゴルフ上達マップ

今回はもうスイング迷子にならない、ゴルフ上達の全体像というテーマでお話ししたいと思います

僕たちアマチュアゴルファーの悩みとして、練習頑張っているのにスイングがわからなくなってしまったり、そもそもうまくなる方法がわからないんだけどと感じる人も多いと思います

この記事では
大人になってからゴルフを始めた僕たちアマチュアゴルファーが上達するための全体像を解説します

この記事を見ていただくと
間違った方向へ進む確率が減り最短で上達することが可能となりますのでもしよかったら最後までご覧になってみてください

ゴルフ上達の全体像とは

ゴルフ上達の全体像とはゴルフ上達する上での地図のようなものです

僕たちアマチュアゴルファーは最初からスイングの具体的な方法について知りたがってしまいます

例えばインパクトの形やテイクバックの上げる場所、トップの位置などです

しかし具体的なテクニックや練習法をどれだけ知っていても全体像を理解していないと効果は限定されてしまいます

例えばアメリカに行くのに色々スーツケースに用意したけれど肝心の行き方について調べないで、地図もなしに出発し、気づけば自転車に乗っていたとか、気づけば全然違うロシアに着いてしまったりというようなイメージです
大変ですよね

そして地図がないので戻るべき拠点もなく、右も左もわからなくなり完全にスイング迷子になってしまうという状態です

しっかりと地図を見て全体像をイメージしてから行動をした方が安心して自信を持って前に進むことができるというわけです

ゴルフ上達の全体像


1. スイング基礎練習
2. スイング実践練習
3. マネジメントの習得(今回は説明しません)

結論から言うと多くの方は基礎練習が抜けています
それだけです
クラブの扱い方を学ばずにフルショットとかの実践練習だけで上達を目指してしまっています

ハサミの使い方を知らないのにお客さんの髪の毛がうまく切れずに悩んでいる美容師さんみたいなイメージです
ハサミをある程度上手に使えるようになってから具体的なカットのテクニックが生きてくるのではないかなと思います

実践練習っていうのは基礎であるクラブの扱い方を洗練していく練習なので基礎がない状態では上達は不可能なはずなんです

つまり基礎であるクラブの扱い方を身につける練習と実践練習を繰り返すことで上達することが可能となってきます

1.スイング基礎練習


基礎とははすべての技術の土台になるものです
しかし実際には枝葉の技術ばかり練習してしまっている方が非常に多いです
そしてたまに基礎が大事だと認識し右手片手打ちや10ヤードアプローチを練習している方も見かけますが、この練習で上手に打とうとしてしまっていて何の意味もない基礎練習になってしまっています
これは僕たちアマチュアゴルファーが、基礎練習が何のための練習であるかというのを認識できていないからです

ドライバーが苦手な人はドライバーを握りますし、アイアンがうまくいかないとなると一通りの番手をまんべんなく打ってみたりします
このような戦略のない練習では上達はかなり難しくなってしまいます

確かにYouTubeや雑誌などで見るテクニックや理論を試してみるとごく稀に開眼することがあります
よっしゃこの練習を続けようと
しかしその後すぐに閉眼といった経験ないでしょうか。
十中八九元に戻ります
さらに悪いことに前よりスイングがひどくなるといったことも起こります
これは土台となる基礎があまりにももろいため、少し亀裂が入ると途端に建物全てが崩壊してしまうというイメージです


基礎練習の意味を認識して正しい練習を繰り返すことによりその延長線上にある技術がどんどんレベルアップしていきます

では僕たちアマチュアゴルファーの基礎練習の意味ってなに?ということですが

そもそもスイングを構成しているものは体とゴルフクラブです
なので僕たちアマチュアゴルファーは体の方にフォーカスしてしまいますが実はこれでは上達がかなり難しくなってしまいます
スイングにおいてスコア向上のために必要なのは精度です
ミスの幅が小さい、狙ったところに飛んでくれる精度です
そしてこの精度を高めるためにはよく言われる再現性が必要です
そして再現性を高めるにはクラブがブランコのような円運動や振り子運動をしてくれているかというのが重要になってきます
つまり「クラブがスムーズに動いてくれているかどうか」です
スイング基礎練習とは言い換えればクラブの扱い方のレベルアップの練習です


ゴルフスイングってそもそもとてもシンプルなものです
ゴルフスイング自体は難しくありません
ではなぜ僕たちアマチュアゴルファーがこんなにも苦戦しているのか  
それはスイングを難しくしてしまっているのが自分自身であるという可能性が非常に高いのです

アドレス、テイクバック、トップ、切り返し、ダウンスイング、インパクト、フィニッシュ
スイングを身体意識で見るとこのような具体的な動作で構成されています

この具体的な部分だけを意識して練習されている方をよく見かけますが、これは英語をしゃべれるようになりたいと言っているのにずっと単語だけを勉強している人のイメージです

英語を話す練習が必要なはずです

クラブにスムーズに動いてもらうために練習するからクラブがスムーズに動いてくれるようになります

本当にうまい人たちやプロなんかは、切り返しで腰を切る、足で打つ、手は使わない、とか身体感覚的なことを言いますがそれはあくまでその人たちの感覚です

ジュニアの頃や学生時代からゴルフに触れていて、クラブの扱い方が感覚的なレベルで理解できている人たちの感覚です
クラブの扱い方が感覚に刷り込まれている上での身体意識なんです

僕たちアマチュアゴルファーが、クラブをスムーズに扱うという感覚がない状態、ましてクラブの扱い方を何も理解していない上での身体意識というのは非常に危険なのです

私たちは大人になってからゴルフを始めたので、クラブの扱い方を体系的に理解するという方が効率的です

そしてそれをプロレベルの感覚にまで昇華させていくことも実際に可能です


2.スイング実践練習


1. ドライバー
2. ウッド
3. アイアン
4. ウェッジ

大きくわけるとこの4技能です

基礎練習でクラブの扱い方がレベルアップすることによりこの実践練習もレベルアップしていくという流れです

非常にシンプルです

クラブにスムーズに動いてもらって、この4技能を行うという流れになっています

スイング実践練習はスイングの基礎であるクラブの扱い方をレベルアップするための練習なので
基礎練習(クラブの扱い方の練習)がない状態では不可能です
基礎がちゃんとあってそれを使って鍛えることから、この基礎から実践のフローが1番重要だと改めて理解できると思います

多くの人は基礎練習が抜けているだけです

基礎練習を行いながら実践練習を行っていく
実践能力を高める過程で基礎力も一層向上する


このゴルフ練習のフローは何が目標であれ不変です

まとめ


とにかく地図を持たずにアメリカに行かないようにしましょう

具体的な練習をする前に抽象的な考え方や全体像、こちらから入っていくことは重要です

基礎練習の意味は理解できたと思います
意味を理解した上で基礎練習と実践練習を繰り返し行うようにしましょう

このようにビッグピクチャーからどんどん具体的なフェーズに入っていく
このような流れで練習することでみなさんのゴルフ上達に対する理解がより一層深まると思います

無限にある歯車を噛み合うまで打ち続けるというような練習ではなく
クラブがスムーズに動いてくれるたった一つの通り道を探しにいくような練習になってくると上達速度も格段に変わってきますので是非チャレンジしてみてください

それでは練習頑張っていきましょう

ありがとうございました


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?