ゴルフ上達の地図②
クラブに適正に動いてもらうための2つのフェーズ
前回のゴルフ上達の地図では基礎練習と実践練習の重要性を理解していただきました
多くの方は基礎練習が抜けています
基礎練習を行わずフルスイングといった実践練習だけで上達を目指してしまっています
ゴルフ初心者から正しい方向へ一歩前進するためにも基礎練習を取り入れてみてはいかがでしょう
クラブがある程度、適正に動くようになってから精度を上げる練習を始めることが効率的です
あれもこれもとやることがたくさんあると頭が混乱してしまってモチベーションも下がってしまいます
二兎追うものは一途も得ずではないですけど、いきなり2つ3つやるのではなく1つ1つしかっりと終わらせていく。ということです
基礎知識の観点ではクラブに適正に動いてもらうようになることをまず目標とし、
その後に精度を上げる練習を行なっていくと効率の良い練習となります
▶︎クラブに適正に動いてもらうための2つのフェーズというのを紹介したいと思います。
1. クラブの適正な動きの理論の習得
2. 理論に従った実践練習
「クラブの適正な動きの習得」では、円運動、振り子運動、右手の動きといったスイングにまつわる理論的な知識を網羅的かつ体系的に習得していくことをお勧めします
ある程度これらの知識をインストールすることにより、自分のクラブの扱い方の問題を自ら判断できるようになってきます
例えば30ydのアプローチ練習を1人でやっているときに、何が問題なのかを自分で分析して解決することがこのクラブ理論を学ぶことによってできるようになってくるということです
その結果スイング能力の向上を劇的なスピードで実現することができるようになります
なぜ右に行ってるか、なぜ距離が合わないか、なぜトップしているのか、自分のスイングとあるべきスイングの間に存在するギャップ、これをクラブ理論を使って識別することができるようになります
これを識別できると当然自分のスイングを自己改善ができるというわけです
これをただがむしゃらに球数を打ってみたりみたいな感じで多くの方は修正しようとしているんですが、そこには思考がありません
明確な問題の識別や分析がありません
だから解決も感覚的にやってしまうから時間がかかってしまうというわけです
ゴルフの練習は教わる時間よりも自分で練習する時間の方が圧倒的に多い
ゴルフの練習は教わる時間よりも自分で練習する時間の方が圧倒的に多いです
わからないことをいちいち聞かないと解決できないような状態だと当然上達スピードはぐっと落ちてしまいます
なので自らクラブ理論を身につけることで学習能力が劇的に上がります
結果としてスイングそのものを劇的に自分で向上させることができるということです
練習プロセスの効果・効率を最大化させることが最速で上達するために最重要です
そしてこの理論を理解したら次は実践練習をどんどんしていきます
ウェッジでの10yd〜50ydの練習を主体に反復練習を行いクラブの扱い方の理解を深めていきます
そして8Iでの100ydの練習(ハーフスイング)を主体に、自分のスイングを録画してクラブ理論に当てはめて分析していくという方法もとても有効です
ただ最初のうちは自分のスイングを見て問題を識別する精度が低い可能性があるので、本当であればクラブ観点でレッスンしてくれる講師と何度か一緒に分析して自分の問題を識別する機会が作れたらいいのですがクラブ観点でレッスンしてくれる講師はほとんどいません
なので問題の識別、分析、問題解決能力を自ら向上させていく必要があるということです
それでは練習頑張っていきましょう
ありがとうございました
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