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クリームソーダ

ごきげんよう。

最近、若者の間でレトロやモダンな文化を楽しむことが流行っているらしい。

もちろん私もそのうちの1人である。

私は先日、テレビ番組「サタデーパレット」(TOS・テレビ大分)の取材を受けた。
内容は昭和レトロな喫茶店でナポリタンやクリームソーダを飲食しながら、
レトロ文化とは何か?
なぜ若者の間でレトロ文化が流行っているのか?
私がそれに対してコメントしながらロケを進めていくというもの。

そんなレトロなモノで、私が一番好きなのは
「クリームソーダ」である。

「クリームソーダ」と聞いて、
皆さんは何を思い浮かべるだろうか?

かわいい。
おしゃれ。
朝ドラのヒロインが初恋相手と一緒に飲んでそう。
優しい味がする。

いろいろあると思うが、
「クリームソーダ」がなぜ未だに廃れることなく、喫茶店で飲むことができるのか?
今回はその核心に迫りたいと思う。

日本のクリームソーダは、
資生堂パーラーが1902年に日本で初めてのソーダ水を提供し、アイスクリームの製造と販売を行うソーダファウンテンとして誕生したのをきっかけに普及したといわれている。
この背景には、文明開化の頃の西洋文化が入ってきた最先端のお洒落なハイカラな飲み物として親しまれてきたという歴史がある。

今年で87歳になる私の祖母が話していたが、
子どもの頃に家族と一緒に街へ買い物に出掛け、デパートのレストランや喫茶店で「クリームソーダ」を飲むことが楽しみの1つで、
街へ買い物に行くのは月に1回くらいの頻度だったため、日常的に飲むものではなく、
ちょっとした高級感というか贅沢な飲み物である印象が強かったそうだ。
そして、その影響もあってからか、
結婚して娘が誕生して、幼い頃の娘と一緒にクリームソーダを飲んだ話を楽しそうにしていた。

このような祖母の話を受けて、
クリームソーダは
単純にレトロで可愛いという需要があるだけでなく、母親が娘と一緒に味わいたい「ちょっとした贅沢品」としての需要があることが分かった。

私が大好きなクリームソーダ。
そして、最近の流行りであるレトロ文化。

今回だけでは語り切れそうにないので、
続きは別の機会に書こうと思う。

本日も最後までお付き合い頂き、誠にありがとう。

ごきげんよう。

さようなら。

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