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地域アーカイブズ研究をしていて思うこと。

ごきげんよう。

私は大学で「地域アーカイブズ」や「記録史料保存」というものをテーマに研究をしているが、色々と困難に直面することがある。
それは、狭い地域エリアであればあるほど、公文書保存であったり、アーカイブズ管理に関するデータがとりにくいということ。
例えば、大分県の場合だと県単位でしか公文書館(アーカイブズ)がないため、市町村のデータをピンポイントで調査することは極めて困難である。
唯一の救いは図書館で、郷土史料室のようなものを設けている場合だと少しばかり調査はしやすくなる。
近年だと長野県がアーカイブズにとても力を入れており、小さな市町村が3つも公文書館(アーカイブズ)を作ったのは有名な話である。
今、各地で市町村規模の小さな自治体にも公文書館(アーカイブズ)をつくろうという請願運動が起きており、地域アーカイブズはますます注目されつつある。
私もそんな「地域アーカイブズ」を研究する学生の一人であり、
研究エリアとしては「大分県別府市」を選んでいる。
もちろん、どんなに論文や書籍を探しても別府市のアーカイブズ研究は前例がないため、
研究論文として形にすることは極めて困難である。
でも、これが実現したら間違いなくアーカイブズ業界に衝撃が走るだろう。
そして何より「別府」という街のためになると思う。
「アーカイブズは街の財産、市民の財産になる。」という言葉がある通り、
私はアーカイブズの研究を通して社会や街のために貢献したい。
だからこそ、この挑戦を諦めたくない。
卒業するための論文ではなく、社会に繋げる論文を書きたい。
そう自分に言い聞かせながら、今日も研究と向き合いたいと思う。

本日も最後までお付き合い頂き、誠にありがとう。

ごきげんよう。

さようなら。

お世話になっている方々へ
いつもお世話になっております!
全ての活動を通して、私はいろんな方々に支えられており、応援して頂いているということを実感しております!
本当にありがとうございます!
これからも、ご縁を大切にし、感謝の心を忘れずに邁進していきますので、何卒よろしくお願いいたします!

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