映画"幸せのちから"から考える貧困や平等


Netflixで、ウィル・スミス主演の幸せのちからを観ました。

実話を基にした物語で、事業に失敗したウィル・スミス演じるクリス ガードナーは、事業に失敗し、妻は家を出ていき、ガードナーと息子はホームレスになってしまう。彼は偶然見かけた株の仲介人に興味をもち、証券会社のインターンシップに参加し、正社員の座を勝ち取るために励むというストーリーです。

「諦めないひたむきな姿勢」「親子の絆」などが描かれ、素敵な映画でした。

私は、その中でも、「貧富の格差」や「キャリア形成」について、考えさせられました。

印象的なシーンがあった。
ホームレスの人たちが宿泊場所を求めて並んでいるすぐそばを、オープンカーの親子が颯爽と通りすぎていった場面だ。

今日食べるもの、寝る場所に困る人が大勢いる一方で、お金をもて余す人達が多くいる。

競争社会?資本主義?分かるけど、悲しい気持ちになりますね。

とは言え、なに1つ、不自由なく過ごしている自分。なんとも言えませんよね。ただ、無知にはなりたくない。

今の自分を作っているのは自分の努力か?

半分正解、半分間違いだと思います。

生まれながらのスタート地点という大きな不平等がある。

私たちは貧困家庭に生まれた人、身体能力など、様々な不平等のなかで、生まれてくる。

そして、時の運やタイミングもある。

もし、ガードナーが、ルービックキューブを得意としてなかったら? 株の仲介人と偶然遭遇してなかったら?

などなど。

今の私もそうです。時に、自らの努力でここにいるという気持ちもありますが、それ以上に環境に支えられている。

ということを忘れたくないです。

そして、教壇に立ったときにも、無責任に、「誰でも努力すれば」や「みんな平等」などの言葉を投げかけたくはないと改めて実感しました。

思いを巡らせること。感謝をすること。

改めて考えさせられました。


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