【おうちでフットサル No.22】~旋回(ヘドンド)~
コロナの影響で家でできることを探している方へ。
【おうちでフットサル】と題して僕からフットサル勉強教材のプレゼントです。
是非頭の中で1回整理してみてください。
そして、この一件が収まったらプレーで実践しましょう‼️
○旋回(ヘドンド)
名前の通り選手がグルグル回りながらポジションローテーションをする戦術。
以前紹介した3枚旋回の4人バージョン。
この戦術は、僕がフットサルを教わった世代の人達の中では定番の戦術。
サッカーと一緒でフットサルにも時代によって戦術の流行りがあり、一昔前は旋回が大流行していてどのチームもこれでもかというくらい回っていたらしい。笑
・旋回(ヘドンド)の狙い
┗ 基本的には、反時計回り
*自分達の右サイドの背後を狙いながらプレーする。(基本的には右利きが多いから。)
*ボールホルダーは味方の動く時間を作るために横に運びながら考える。
*相手がマンツーマンであれば裏のスペースがとりやすい。
(DFがマークについていくためにはボールから目を切りマークを見るか、サイドステップで両方を見えるようなポジショニングをしなくてはならないから)
*動きながらパスを回すうちにプレスで押し込まれるかもしれないがその分裏のスペースがとりやすくなる。
(重要なのは出し手が背後にパスを出す時間と余裕をつくることと裏を取るタイミング。)
┗ 間に入る、幅を作る、裏を狙うの繰り返し
*クアトロの形から右サイド高い位置の選手が間に降りてくる。
*その選手がいたスペースに右の後ろの選手が裏を取りに行く。
*ボールを持っている選手は横に運びながら判断。
もし、出しどころがなかったら同サイドを向いてやり直す。
*繰り返し
*相手がゾーンDFであれば間を上手く使い数的優位をつくる。
*相手がマンツーマンDFであれば必ず右サイドの裏が取れる。
*もしも、相手が自分たちの右サイドの背後を警戒するのであれば左サイドでの数的優位をつくる。
*この時はワンツーをしたいなら同サイドにパスが渡った瞬間にサポートできるようにフェイクを入れたりタイミングを合わせる。
*もし、相手がワンツーを警戒するのであればそこからパラレラで抜け出す。
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説明の中で、「スペインでは~」「スペイン人は~」という伝え方を多くしていますが、理由としては2つあります。
1つは、スペインはフットサルの動きや戦術が細かく確立され、整理されていること。
なので、幼少期からそれを学び、プレーしてきた選手たちはいわば動く教科書なのです。
おおらかなイメージですが皆基本に忠実な動きをします。
だから、ここではあえてこういう伝え方をさせてもらっています。
2つは、自分がその環境でそこに行った人しか分からない経験と実際にプレーして感じたものを噛み砕いて説明し、皆さんに知ってほしい。
それを伝える義務があると思ったからです。
皆さんにも
もっとフットサルを理解してほしい。
もっとフットサルを楽しんでほしい。
それが日本のフットサルの進歩に繋がると思ったからです。
なので、なるべくプレーヤー目線で細部まで拘っていきたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆さんのフットボールライフに貢献していけたらと思います。
ありがとうございました。