【おうちでフットサル⑲】~サイ(3online)~
コロナの影響で家でできることを探している方へ。
【おうちでフットサル】と題して僕からフットサル勉強教材のプレゼントです。
是非頭の中で1回整理してみてください。
そして、この一件が収まったらプレーで実践しましょう‼️
○サイ(3online)○
サイとは、フットサル戦術でよく言われますが、簡単に説明すると”三人目の動き”です。
サッカーでも意図的か偶発的かはわかりませんが試合で見られることが多々あります。
サッカーでは名前のない細かい動きのパターンに名前がついているのがフットサル戦術だと思ってもらえると分かりやすいですね!
スペインだとコルタCorta (カット)、パサPasa(通れ)、サルSalta(飛べ)
と言われることがあります。
チームや監督によって使われる単語は違います。
・サイの特徴
サイの戦術は3-1でも、クアトロでも使われます。
前プレ回避、定位置攻撃(*)時のゾーンDFに対して効果的です。
(*定位置攻撃とは、攻撃がセットした状態での攻撃。DFが自陣に引いて守っているのを崩しにかかる攻撃)
┗ DFに対してマークを迷わせる
*OFはゆっくりと相手に向かう。相手に向かっていきながら相手の動向を観察する。(ついてくるのかorマークチェンジするのか)
*DFには2つの選択肢がある。それを選択させて、その逆を狙う。
この時体の向きがボールに向いているとDFの動向が分からないので、半身で動くのではなく、相手に体を向けろとスペインのチームの監督に言われた。
┗ DFの対応によって決断する
*DFがマンツーマンだった場合
押し込んでいってサイドへのパスコースを空ける
コンティニューしてサイドで2vs1
*DFがマークチェンジする場合
マークチェンジのその瞬間に間で顔を出し、ボールをもらう。
前向きで3vs2へ。
*見方が同サイドの縦にパスを選択したら
そのまま間でサポートする(前向きで)
ワンツーorパラレラへ
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説明の中で、「スペインでは~」「スペイン人は~」という伝え方を多くしていますが、理由としては2つあります。
1つは、スペインはフットサルの動きや戦術が細かく確立され、整理されていること。
なので、幼少期からそれを学び、プレーしてきた選手たちはいわば動く教科書なのです。
おおらかなイメージですが皆基本に忠実な動きをします。
だから、ここではあえてこういう伝え方をさせてもらっています。
2つは、自分がその環境でそこに行った人しか分からない経験と実際にプレーして感じたものを噛み砕いて説明し、皆さんに知ってほしい。
それを伝える義務があると思ったからです。
皆さんにも
もっとフットサルを理解してほしい。
もっとフットサルを楽しんでほしい。
それが日本のフットサルの進歩に繋がると思ったからです。
なので、なるべくプレーヤー目線で細部まで拘っていきたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆さんのフットボールライフに貢献していけたらと思います。
ありがとうございました。