【おうちでフットサル No.28】~パワープレー戦術(ツリー、四角形、ブロック)~
コロナの影響で家でできることを探している方へ。
【おうちでフットサル】と題して僕からフットサル勉強教材のプレゼントです。
是非頭の中で1回整理してみてください。
そして、この一件が収まったらプレーで実践しましょう‼️
○パワープレー戦術○
今回は数あるパワープレー戦術の基本的なものを紹介します!
パワープレーは、緻密なサインプレーが多く面白いですよ!
ちなみに僕はパワープレーをするのは苦手です!笑
・ツリー型
ボールを保持者を頂点にしてツリーのように並ぶ戦術。
右サイドに1人は左利きがいないと成立しない。
┗ 真ん中の2人の動きが重要
*基本的に近い味方とパス交換する。
*飛ばせるときはサイドまで飛ばす。
(ここのパス回しを慎重にやらないと即失点)
*サイドの選手はファーストタッチで持ち出してシュートまでいけるようにする。
(逆サイドの選手は必ずセカンドポストへ)
*真ん中の二人は自分のマークを見ながら間へ侵入するタイミングを探る。
*もしくは、自分へのプレッシャーが甘かったら斜めのセカンドポストへのパスも狙える。
・四角形
四角形になり間へ1人が入る戦術。
間の選手につけたり、角から攻めることが多い。
┗ ハメられないように注意
DFが同じ形で守ってくるとハメられる可能性が高いので個人で細かいポジショニングを調整し、パスラインをつくる。
少し動きながらプレーすることでパスラインが空き、間へパスを出せたり、角をとれると選択肢がある状態になるのでチャンスに。
・ブロック型
チームにシューターがいる場合に使われることが多い。
ブロックの選手が背後から来るため、初見ではほぼハマる。
ボールを持っている選手が"ブロックが来てない感"を出すことでより決まりやすくなる。
┗ 左右非対称型
この場合は右利きのシューターがいる場合。
*右サイドの選手はあえてツリー型のように並ぶ。
(一列目のDFの死角)
*左の選手は開いていつでもサポートできる位置
*左の選手とパスを回し、タイミングでブロックに入る。(縦へのブロック)
(*左利きの場合は逆サイドが並ぶ)
*シューターはシュートor 角へパスorセカンドポストの判断をする。
┗ 四角形(ブロック)
間の選手が背後からブロックに行く。
シューターが2人いるならば後ろにその2人を置き、どちらにもブロックにいけるようにする。
*後ろの2人でパス交換し、タイミングでブロックに入る。
(利き足により縦or中ブロックか変わる)
*シューターはシュートor角へパスorセカンドポストの判断
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説明の中で、「スペインでは~」「スペイン人は~」という伝え方を多くしていますが、理由としては2つあります。
1つは、スペインはフットサルの動きや戦術が細かく確立され、整理されていること。
なので、幼少期からそれを学び、プレーしてきた選手たちはいわば動く教科書なのです。
おおらかなイメージですが皆基本に忠実な動きをします。
だから、ここではあえてこういう伝え方をさせてもらっています。
2つは、自分がその環境でそこに行った人しか分からない経験と実際にプレーして感じたものを噛み砕いて説明し、皆さんに知ってほしい。
それを伝える義務があると思ったからです。
皆さんにも
もっとフットサルを理解してほしい。
もっとフットサルを楽しんでほしい。
それが日本のフットサルの進歩に繋がると思ったからです。
なので、なるべくプレーヤー目線で細部まで拘っていきたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆さんのフットボールライフに貢献していけたらと思います。
ありがとうございました。