「擦れ違い」と「掛け違い」で…。
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
親とのコミュニケーションでも噛み合わない漢、刑部賢矢です。
僕の場合、まわりくどい言い方や独特な言い回しで話す癖があり、友人や同僚からも、
「お前の話は掴み所がない、オチがない、酷い時には、何を言っているのかかわからない」
など言われる事があります。
結論から端的に言う事
コンサルとして大切にしないといけない事を、私生活では全く出来ていない様です…。
噛み合わないせいか、よく、擦れ違いも起こしてしまいます。
例えばLINEなどのメッセージ系アプリでのやり取り。
相手の意図は理解しているものの、僕の話したい事が上手く通じないが為に、集合場所と集合時間が少し異なって伝わってしまった経験があります。
原因は完全に、僕の話し方にあるので、「端的に簡潔に」を意識して改善めざせればと思います。
という事で、長い長い前置きはここら辺にして、今回のテーマ「擦れ違い」と「掛け違い」について書いていければと思います。
「擦れ違い」と「掛け違い」
先程、前置きで書いた内容で起きていたことは、僕の中で擦れ違いだと定義しています。
その理由は、下記です。
僕の中での擦れ違いは、到達しようとする場所・結論が一緒なのですが、どちらかの認識の違いや、両者の捉え方が少し違う為に起きることだと思っています。
つまり、処理能力の違いによって起こる現象だと思っているのです。
それに対して、掛け違いは、到達しようとする場所・結論がそもそも違い、お互いの利己的な意思をもとにすり合わせを満足に為ず、結論を出そうとした結果起こる現象だと考えています。
もっとわかり易くいうと、前置きでの問題点は、僕のコミュニケーションの取り方が独特すぎるが為に、相手に対して伝えたい事が違った意味で伝わってしまい起きていた擦れ違いです。
掛け違いの場合には、僕の伝えた言い方が、「12時、浜松ね!」に対して相手は、「なるほど、12時というのは夜の12時だよな、品川っていうのは私が住んで居る東京の浜松町だよな」となる事です。
ここで言う12時は僕にとって夜の12時、つまり24時で、浜松と言うのは、静岡県の浜松市なのです。
この差を数字で表すと、12時間と257kmの差になるわけです。
これは完全に、お互いの利己的な意思によって、全く違う結論を導き出した結果が起こした掛け違い(勘違い)ですよね。
こんな大袈裟な例えに近しい現象は現実社会で往々にして起きないとは思いますが、『小さな掛け違い』は起きると思います。
その代表例が、恋愛と仕事場。
その2つについて、更に深掘って書いていけたらと思います。
恋愛での掛け違い
恋愛にとっての掛け違いは、女性にとってして欲しい事と男性にとってしてあげたい事の掛け違いが一番しっくり来るかなと。
女性にとってしてほしいとこの一つに、日頃の感謝を言葉で伝えて欲しいという願望があると思っています。(僕も男性なのですが、ここの部分だけ女性の気持ちで・・・失敬。)
所が、男性にとって感謝の伝え方と言うのは、言葉では無く、どこかに連れていく事や何かを買うという行為のことだと思っている場合が少なくない。
なので、ある程度、ハードルが高いものだと思い込み、日頃の感謝を言葉で伝えるだけでいいのに、出来ないなんて事が起き、掛け違いが起こってしまうのです。
この時、二人が目指すべき場所・結論は、『どんなに小さな出来事でも、感謝を伝え合う二人で居る事』なのです。
男性の場合は、多分、『ある程度の規模感でカッコよく感謝を伝えたい』がゴールになっていると思うので、掛け違いが起き、喧嘩や不安感、ひどい特には決別なんて事が起きるのです。
お互い感謝というキーワードは一緒なのに、向かうべき場所・結論が利己的な意思のままに行動しているが上に、擦れ違いが生まれてしまうのです。
いつも話す、共有する、汲み取る。
そういった事を、面倒だと思わず実行するのが大切な時間なんだなと、思います。
仕事場での掛け違い
仕事場で起こる掛け違いの中には、退職に繋がる掛け違いもあります。
部下のSOSに対して、上司が噛み砕けない、汲み取れない。逆も然りで、部下が上司の意図を噛み砕けない、汲み取れないという事も。
どんなに怒られても良い上司がいた場合、その人への信頼関係は高いものがあると思います。
「仕事が遅い」「そんな資料はお客様に見せるな」「自分都合で仕事を進めるな」
これは部下の事を思って伝えてくれている、お叱りという名のアドバイスなんです。
ですが、そんな人から過度な罵倒、人格否定をされたらどうでしょう。
仕事上での指摘なら許容できても、人間的な部分に突っ込まれたら、かなりキツイのではないのかなと思います。
僕は前職で、この手の掛け違いを経験し、酷く落胆した事があります。
仕事で上手くいっていない上、お世話になっていた方の不幸があった時、メンタル的に凄く落ちていました。
そしてさらに悩んでしまい、仕事の成績も伸びてこない・・・。
こんな時、かなり信頼していた役員の方から、地獄に落とされる様な人格否定を受けました。
今思うと、僕を奮い立たせようとしてくれたのかも知れません。
ただ、当時の僕は、悩んでいた事もあり、人格否定に対して耐えれなかった。
対応能力が落ちていた事で、擦れ違いでは無く、掛け違いになってしまった。
故意的では無くとも、効果は絶大だった。
まとめ
抽象的な表現も多かったのですが、擦れ違いと掛け違いの間には大きな溝があるという事を少しは伝えれたと思います。
掛け違いを起こさない様にする為には、日々のコミュニケーションや機微を感じる察し力(観察力)が必要になると思っています。
周りにいる人が、少しでも、
「なんかこの人おかしいな、違うな、悩んで居るのかな。」
って思えば、声をかけて欲しいです。
一言でいい。
もう少し、”一言分”優しい世界になる事がこの記事での願いになります。
明日からまた新しい週が始まります。
正しい行いは迷わずやれ。
You’re never wrong to do the right thing.
ロバートデニーロが僕の好きな映画「マイインターン」に出演しベンを演じた時の名台詞。(Instagramでもこの名台詞を呟きました。)
心に留めて気張ります。
皆さんも気張りましょ。
最高の日々を。では。