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週刊”The Irish(アイリッシュ)” 2025/01/25-01/31



主力プロップ・ファーロングが開幕戦欠場
日付: 2025年1月26日
参照元リンク: The Irish Times
要約:
アイルランドFWの要タッド・ファーロングがふくらはぎの再負傷によりイングランド戦欠場が確定。医療スタッフは回復に4-6週間を要すると診断し、代役としてコナートのジャック・アンジャー(26歳)が緊急招集された。ファーロングはスクラム成功率92.3%(2024年シックスネイションズ)の鉄壁守護神であり、昨季の対イングランド戦では1試合で13タックルを記録するなど不可欠な存在。チームは代替戦略として「フルバック(最後尾の守備)からのカウンター攻撃」を強化する方針を明らかにした。


史上初3連覇へ始動 新体制の挑戦
日付: 2025年1月28日
参照元リンク: Sky Sports
要約:
アイルランド代表がシックスネイションズ史上初の3連覇を目指し始動。前HCアンディ・ファレル(現ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズ監督)から指揮権を引き継いだイースタビー暫定HCは、守備コーチ時代に培った「ハイパーアジャスタブル(超適応型)ディフェンス」の導入を宣言。新戦略では、バックス(後衛)のバンディー・アキ(センター)とフーゴ・キーナン(ウィング)のコンビネーションを軸に、フォワード(前衛)の機動力を最大限活用するシステムが構築される。チーム内では「失点10点以下を全試合で維持」という数値目標が掲げられた。


開幕戦はイングランドとの激突
日付: 2025年1月28日
参照元リンク: ESPN
要約:
2月1日アビバ・スタジアムで行われるシックスネイションズ開幕戦の対戦カードが確定。アイルランドは過去2年間で4戦3勝のイングランドと激突する。2024年大会唯一の敗戦(17-24)を喫した相手へのリベンジマッチとして注目を集め、チケットは発売開始5分で完売。イングランドの新型FW戦術「レッドウォールフォーメーション」に対抗するため、アイルランドは「クイックリスタート(再開プレー)の速度向上」に重点を置いた調整を実施している。


U20代表にコナート勢3名選出
日付: 2025年1月28日
参照元リンク: Irish Rugby
要約:
U20シックスネイションズ開幕戦(1月30日)に向け、コナート州からフランカーのエンナ・マッカーシー(主将)ら3選手が選出。マッカーシーは190cm/108kgの巨体ながら40m走4.8秒の身体能力を誇り、アカデミー監督は「次世代のセジャー・オブライエン(元代表FW)」と評す。チームは新型育成プログラム「フューチャー・グリーン・プロジェクト」の成果を問われる大会となり、スコットランド戦で初陣を飾る予定。


暫定HCイースタビーが初陣メンバー発表
日付: 2025年1月30日
参照元リンク: BBC Sport
要約:
シモン・イースタビー暫定ヘッドコーチがイングランド戦(2月1日)のスターティングメンバーを発表。注目は21歳のフライハーフ(司令塔)サム・プレンダーガストの国際主要大会初起用で、2024年U20世界選手権MVPの経歴を持つ逸材がテストマッチデビュー。キャプテンにはフランカー(8番)のキーラン・ドリスが任命され、リーチャー・ヘンショーの復帰でセンターラインが強化される一方、主力プロップ(支柱)タッド・ファーロングの欠場がチームに影を落とす。ベテランロック(第二列)のジェームズ・ライアンとタッド・ベアーンがスクラム(密集戦)の要を担い、新戦術「モバイルフォワード」の導入が予告された。


若手FWライアン・ベアードが抜擢
日付: 2025年1月30日
参照元リンク: Rugby Pass
要約:
イースタビーHCがブラインドサイドフランカー(6番)に24歳のライアン・ベアードを起用。ベテランのピーター・オマホニー(34歳)を差し置いての抜擢で、ベアードは今季プロ14リーグで1試合平均17.3タックル・2ターンオーバーの圧倒的データを記録。コーチ陣は「現代ラグビーに必須のマルチポジション適応力」を高評価した。ベンチにはヘンダーソン(ロック)とコナン(No.8)が控え、後半戦のFW刷新が予定される。


開幕戦の放送権争奪戦に決着
日付: 2025年1月31日
参照元リンク: SportsPro Media
要約:
アイルランド対イングランド戦のテレビ中継権をITV1とBBCが共同取得。英国では無料放送される一方、アイルランド国内ではVodafoneが5年契約を更新し、専用アプリ「Vodafone Rugby Hub」でマルチアングル配信(最大6画面同時視聴)を提供。新機能として「プレイヤー視点カメラ」とリアルタイムデータ解析「Smart Stats 2.0」の導入が発表され、視聴者は選手の心拍数やスプリント速度を確認可能に。


今週の注目点は新戦術「モバイルフォワード」の実戦テストと若手選手の台頭。イースタビーHC体制初陣で、ベテランと新世代の融合が試される重要な週となりました。

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