けんたろう

いつの間にか社会人

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何かを発信すること

中学3年生の時にTwitterを入れてからもう5,6年になる。 始めたての頃はツイートもしなかったし、Twitterにかける時間というのはほぼ0に等しかった。 しかし高校に入学してからというもの、いつの間にかTwitterが自分にとって欠かせないツールとなっていた。 人はそれをツイ廃と呼ぶかもしれないし、実際自分もある程度控えた方がいいのかもしれないと思ったことは何度かあったが、それでも結局今も使い続けている。 何がそんなに自分を惹き付けたのか。 それは「気軽に自分

    • 誰の時間も止まっていなくて

      友人の結婚「(私たち夫婦と)友達夫婦で遊んできました!」 Instagramを開くと、そんな投稿が目に入った。 6年前、カナダはバンクーバーで1年間苦楽を共にした友人のものだった。 なんだかとても衝撃的だった。 結婚していたことは知っていたし(その時も衝撃を受けたのだが)、その友人に限らず周囲で婚姻関係を結ぶに至った人達を見かけることも増えた(これもまた大いに衝撃を受けるのだが)。 それでも、普段以上に衝撃を受けてしまった。 「そうか、もうあいつは6年前のあいつじゃない

      • 【陰性】COCOAに通知が来てPCR検査を受けた話

        この記事の要点 ・通知が来たら自分の近くの診療所で検査を予約する(発熱などの症状があれば発熱外来に相談) ・検査費用は通知が来て検査をする場合は無料になる(初診費用等は別) ・厚生労働省のホームページは意外といろんなことが書いてある はじめに先日PCR検査を受けてきたので備忘録として書き留めておく。事の始まりはバイト中に携帯に1件の通知が来たことだった。 「陽性者との接触が確認されました。詳しくはアプリをご覧ください。」 そんな文面が接触確認アプリ「COCOA」から送ら

        • 赤信号を渡れない

          プシュー。きっとそんな音を立てながらドアが閉まり、その電車は北越谷へと向かった。イヤホンをしていたので正確にはそんな音が鳴っていたのかは不明なのだが。 ああ、また目の前で電車が行ってしまった。 もうこれで何度目だろう。あまりによくある事なので「もうこれで何度目だろう」と思うことすら久しぶりだった。 歩くスピードが遅いから、終業間際に電話がかかってきたから、エレベーターがなかなか来なかったから、電車が目の前で行ってしまうのにはいろいろな理由がある。 それでも今日に限っては

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        何かを発信すること

          呪詛

          自分にも楽しいことが続いている時はそうでもないのだが、家に篭もる日が何日も続いている時にInstagramのストーリーを見るのがとても苦手だ。なぜかというとストーリーの煌びやかさに対して自分自身がものすごく惨めに感じられるから。それなら見なければいいというのは至極正論で、元から一人の時間が嫌いでない性格も相まってTwitterほど見るのに時間を費やしてはいない。 ただ、たまに自分もメンタルが安定していてもどうしようもない気持ちに苛まれる時がある。きっとその感情の源泉には「自

          知らない世界が頭に入るということ

          僕が思うエンタメコンテンツの最大の魅力、それは「自分の知らなかった世界がインストールされること」だ。 漫画、ゲーム、小説、映画など様々な形態のコンテンツがあるが、どのコンテンツのどの作品にも言えることは「その作品独自の世界観がある」ということだろう。 いわばそれは現実とは異なる世界であり、その「現実と異なる世界に浸ることができる」からこそ人々はそれらに娯楽的価値を求めるのではないだろうか。 その現実とは異なる世界は、色々な作品に触れれば触れるほど自分の中に蓄積されていく

          知らない世界が頭に入るということ

          腕がいてえ

          ここ1年近く「こんだけの非常事態にもなると年齢問わずみんなマスクを着けるようになるんだな」と思うことが増えた。もちろん何一つ楽しいと思えるような世の中ではないのだが、そこにはある種の一体感のようなものすら感じる。 それの第2弾とでも言おうか、「ワクチンの副反応で腕が痛い」という感覚を共有できる人の数も今徐々に増えてきていることだろう。先にも述べたように、この一体感というのは何ら楽しいようなものではない、供給不足やら新薬への不安などでワクチンを打っていない、打たないという人も

          腕がいてえ

          たまにはイヤホンを外して帰るのも

          電車に乗る時にイヤホンをして音楽を聴く。それが日常になったのは大学生になってからだろうか。高校生の時は「一緒に帰る」という意識が強かったし、部活終わりなどタイミングが合うことが多かったからイヤホンはせず友達と喋りながら帰っていた。大学生になってからは特別一緒に帰るということを意識することも少なくなったし、その分電車に乗る時は音楽を聴くことが増えた。 今日は珍しく音楽を流さずに帰路に着いた。ただ、狙った訳ではなくイヤホンのケースを持ってき忘れたから充電がなくなっただけのことな

          たまにはイヤホンを外して帰るのも

          1年やってみて

          1年前の今日noteを始めた。 何回か言っているか始めた理由は「2020年の下半期に何かを継続して行いたかった」からだ。 今日はそこら辺を含めて1年間やってみた感想を述べたい。 目標達成について これは概ね達成できたのではないだろうか。一時期書いていなかった時期があったとはいえこの1年で約280個の記事を書くことができた。最初の目標が2020年12月31日までだったことを考えるとそこから半年伸ばして結果として1年間やり続けられたのはむしろ概ね達成以上のものなのではないかと思

          1年やってみて

          「note読んでるよ」

          「note読んでるよ」 ありがたいことにそう言ってもらえることがたまにある。これは1年前noteを始めた時には想像もつかなかった反応だ。なぜならTwitter経由にしろブラウザにしろアプリにしろ、自分の記事を読んでもらうためには何か段階を踏まなければいけず、そんな手間をかけてまで読んでくれる人は現れないだろうと思っていたからだ。 それでも読んでくれている人がいるというのは非常に嬉しいし、投稿を続けるモチベーションが高まる。明日の記事でも言うだろうがこの場でもお礼を述べさせ

          「note読んでるよ」

          「分からない」が「分かった」に変わる瞬間

          数学科や理系学部の学生に比べたらまだまだなのは重々承知なのだが、自分の学部の中では理系科目を取っている方ではある。学部の授業以外にもGECという全学部生が取れる授業も履修している。 そもそもの話、理系科目が嫌いならこんな風な履修はしないのだが嫌いだがじゃあ一体理系科目(主に数学)のどこが好きなのかという話である。 まず一つ目は分かりやすさだ。数学などの理系科目は答えが一つに定まっていることが多い。なので途中式などは人によって違うにしても最終的な答えは一意に定まる。そのその

          「分からない」が「分かった」に変わる瞬間

          "エモい"を言語化したくて

          「エモい」という言葉を聞くようになって久しい。 そもそもエモいというのは、「感動した」とか「なんかめっちゃいいな」、「うわ懐かしい」というような感情を表わす言葉だ。 なぜここまで「エモい」という言葉を聞くようになったかというと、恐らくその言葉が含むニュアンスが共感性が高く、かつ広範囲の感情を表すことができるからだろう。つまるところ「非常に使い勝手がいい」わけである。 自分が使う時のことを考えてみても、「いい感じの的確な表現が思い浮かばないからとりあえずエモいって言っとこ」

          "エモい"を言語化したくて

          友達にでき方なんて関係ない

          ↑の記事で書いたように、僕にはインターネット上での繋がりでできた友達がいる。幸いにも歳や住んでいる場所が近いためちょくちょく会うこともある。 今日はそんな友達たちと1年半ぶりくらいに会った。前回あったのがコロナ禍に突入する前だったからちょうどそれくらいになる。その時やったボードゲームの数々が面白かったのを覚えている。 そんな彼らと何をしたかというと、ただご飯を食べてモールを回りながらウィンドウショッピングをしただけだ。別段変わったことでもない。 ただふとした瞬間に、今一緒

          友達にでき方なんて関係ない

          Я,Читать, новый

          ロシア語を知らない人がほとんどだと思うのでタイトルについて説明すると、左から「私(I)、読む、新しい」と書いてある。 これは何かというと、それぞれ初めて覚えたロシア語のもの(名詞)、動詞、形容詞だ。恐らくどの教科書もчитатьとновыйは基本の動詞と形容詞として取り上げる(意味も重要だし)ので似たようなロシア語学習者は多いだろう。 今やいろいろな単語に触れるようになったが、原点はここだなと感じる。 今日の記事のサムネは1年生の頃のロシア語の教科書なのだが、実はこれには

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          空きコマでがむしゃらにドラムを叩いてた日々

          1年生春の時間割は今見返してもひどい 金曜6限のやつはオンデマンドでいつ受けてもいいからそれは別として、月曜日と火曜日の時間割が特に悲惨だ。 一応月5と火6の授業は必修なのでそこに入っていることに非はないし、ロシア語もLife and Environmentも取りたかったからそれもいいんだけれど、今だったら水金どっちか全休にしてるだろうなと思う。 しかしそんな全休なんてことを考えてもいなかった頃だったのでこんなものができあがってしまった。 とにかく2コマ空きの時間を潰

          空きコマでがむしゃらにドラムを叩いてた日々

          バイトにできること、できないこと

          あと1ヶ月ほどで今のアルバイト先に入社してから3年が経つ。3年もすれば割といろいろなことはできるようになるわけで、新入社員の方に向けてちょっとした研修的なものをすることもある。 それでもやはり社員とバイトの間には大きな隔たりがあって、客室の料金調整のような大きな責任が伴う仕事は年数関係なしにバイトには裁量権がない。 チェックインをこなすこと、予約の確認をすること、客室が清掃されているかチェックすること。バイトにできることなんてこういう簡単なものの積み重ねだ。 けれど、社員

          バイトにできること、できないこと