射撃の本質
今回は私がサバゲーや実銃を撃つ中で考察し、現時点で見出している『射撃の本質』について書いていこうと思います。
射撃の本質、それは“如何に一ミリの誤差もなく機械的な動作を再現できるか“です。つまり天地がひっくり返るようなストレスがあってもこれを再現しなければ当りません。
そもそも射撃とは銃火器を使う人が(射手)自ら目標を選定し(人、動物、その他物体など)銃火器の機械的な動作を持って弾丸を飛翔させ目標に命中させることを指します。
では射撃に必要な要素とは?
それは視界、射撃理論、癖のない一定の射撃動作だと私は考えます。
まず視界です。これはスポーツや武道でもそうですが見えないもの(認識していないもの)には対処のしようがありません。よって最初の要素として視界を挙げました。細分化すると視力、認知力、識別能力となるでしょう。
次に射撃理論です。銃火器は人間が“科学的理論に基づいて開発した”機械ですので、それを使うにあたり最低限でも弾道の道筋を理解し頭でイメージできるようにならなければなりません。経験の少ない方はどうしても弾丸は照準線上をそのまままっすぐ飛翔すると勘違いしてしまいます。
最後に癖のない一定の射撃動作です。これはつまり、引き金の引き方を指しています。どれだけ見出しが良くても或いは筋肉や骨格で万力のように固定できたとしても、機械的に引き金を落とすことができなければ精密な射撃は不可能です。これは至近距離のマンターゲットに対しても同じことが言えます。
結論です。どのような状況であれ“機械的な動作を再現する”、これが射撃の本質です。私もまだまだ至らない点が多く見つかり、日々訓練に明け暮れています。
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