武器操作の本質
武器操作に関しては流派、背景、時代、個人の考え方によって様々な技術が情報として転がっているこの時代。
サバゲーマー、タクトレーナー、または現職の皆さんは人を介して情報を得てそれを我が物にするため訓練していることでしょう。
しかしながら武器を操作する上で何が本質なのか?これを言語化して訓練するところは少ないと思います。なぜなら数をこなして筋肉に記憶させた方が指導者としては楽だからです。学んだことをそっくりそのまま訓練すればいいだけですから。
技術を言語化するだけで大きく違うのはみなさん経験があると思います。例えばスポーツのトレーニングに関する本は読んだ上で練習すればある程度の指標が出来上がります。
それでは本題にいきましょう。
武器操作の本質、それは“傷つけたいものを効果的に傷つけ、傷つけたくないものを決して傷つけない”ように取り扱うことです。これは自ら操作する上でもそうですし、他者から見ても明らかに安全だと認識していただかないといけません。
上の画像は安全管理5原則の4、“射撃の決心ができるまでは引き金に指をかけない”に該当する事例です。
一度頭をクリアにしてどちらが安全か考えてみてください。
どちらも安全装置がかかっていて指を引き金にかけていませんが、明らかに指を外しているのは右側の人ではないでしょうか?
これを機に改めて考えてみませんか?銃を持つ訓練で型に当てはめて訓練をするのも良いですが、その本質を理解することでどのように持っても安全と言える操作になるはずです。
本質を知れば、曲芸のような技術は必要ないというのも自ずと見えてくるでしょう。
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