中年のおっさんにもなれば、厄年という歳周りがやってくる。 昔の友人達と予定を合わせて、遠方の自分は朝早い電車にのる。 中には保育園からの友人も居て懐かしい。 思い出したように、ネタで大学時代に買った偽物(超A級品と書いてあったが)のロレックスを身に付ける。 今日はデジタルをやめて、昔みたいにアナログに過ごしたい気分。 電車が来ない。 いや、時計が動いていない。 まじかよん…
今日は気分が良い。 職場から車で4分弱の所に用事があるけど、社用車は予約でいっぱい。 でも気分が良いから気にしない。 自転車があるもんね。 何も無い田舎の一本道は、川側に歩道があって走りやすい。 あるのは川のせせらぎの音。 片道20分は苦にならず、用事を済ませて帰路につく。 ちょうど半分 ゲリラ豪雨 何も無い田舎の一本道は、川側に歩道があって雨宿りもできない。 あるのは水しぶき。 あと10分… マジか。。
時間なんて水のように流れていく でも、里芋の葉っぱの上を転がる水玉のように、同じ場所に帰ってくることもある 2回目に同じ場所に来た時は、少しは変化しているのだろうか。 他の水玉を吸収して大きくなってるかも知れないし、分裂して小さな自分になっているかもしれない。 もしかしたら葉っぱから飛び降りていなくなってるかも。 でも、葉っぱが自分に合ってないならそれもアリか。 いや、それでも生きて好きな事をしたい。 そんな事を考えていたら小学校の同窓会の案内が届いた。 昔流行っ
自分は割と恵まれていると思う。 家族みんなに可愛がってもらえて、ご飯なんかもお腹が減ったと言えば何か作ってくれる。 おもちゃなんて、望んでも無いのに買ってきてくれたりして。 たまに、全然似合わない服とか買ってくるのはセンスを感じないけどね。 そんなある日、急激に元気が無くなった。 お腹が痛い?何か変なものでも食べたかな。 心配して病院に行くと言っている。 大事に抱っこされて。 見えて来たのは 「動物病院」 どうも僕は家族とは違う生き物だったようだ。 マジか
その日、家にはたまたま誰もいない時間があって(多分数分とか)、小学生だった自分は、父が練習しているゴルフクラブを持ち出した。 庭には砂利が半分敷いてあり、その中からよく飛びそうな石ころを拾って、コンクリート舗装してある父の練習場に置いた。 これを遠くまで飛ばしてやるんだ。 裏山の方に向かって素振りをする。 数メートル先には2メートル位の高さの石垣がある。 でも、ゴルフのクラブってのは角度がついてるから、軽く飛び越えて、裏山に生えている木に当たる音まで容易に想像できた。