フランスワーホリの目標を作ってみた
やって良かったって思える感覚が好き。
だからこそ負荷をかけてまで最初の一歩を踏み出すんだと思う。
フランスにも夏がやってきました。
日中はぎらぎら輝く太陽に照らされ、額に汗がにじみます。
けど、一歩日陰に入ると、快適空間。
日本と違い湿度がそれほど高くないため、夏でもクーラーなしで快適に過ごせるフランスの今です。
フランスに来てちょうど1ヶ月が経ちました。
未だに日々新たな気づきや経験ができていて、本当にフランスに来て良かったなって思ってます。
先日のnoteにも書いたように、最初の2週間くらいは気持ちの上下が大きくありました。
しかし、徐々に落ち着いてきて、今は余裕も感じられるようになってきました。
アドレナリンが出て、たまにどーんと疲れる時もあります。
しかし、最初のネガティブな状況に比べたら幾分マシです。
あの期間を乗り越えたからこそ、強い今の自分がある。
そう思える自分に嬉しくなります。
海外生活を経験した人ならば誰しもが陥るこのネガティブ期。
ここを乗り越えられてランナーズハイになった時こそが、海外生活の一番の魅力的な瞬間なのかもしれません。
さて、せっかくワーホリに来たので、ワーホリ期間の目標を考えてみました。
本当は日々流れるままに生きていこうかと思っていました。
目的とか特にないし(自己実現?)、これまでの自分と違うことをしたい思いが強くありました。
でも、テーマとか目標とか、やりたいことを明確化した方が時間を大切にできるとも思いました。
結局、自分はビジネス寄りの人間だな、と感じつつ、定量的にも定性的にも考えてみました。
それではどうぞ!
***
生活
★★★ 01. 1年間、偶発的なものを楽しみ続ける
★★★ 02. フランスに1年間滞在して、明るい思い出を日本に持ち帰る
仕事
★★☆ 03. 今後の人生の生活・仕事リズムを確立させる
★★☆ 04. フランスの美をたくさん浴び、デザインの仕事に活かせるインスピレーションを生み出す
★★☆ 05. オンラインの仕事を安定させる
★★☆ 06. フランスでの人付き合いから直接仕事をいただく
★★☆ 07. フランス語で仕事をする
★☆☆ 08. スモールビジネスに触れて、マーケティングを学ぶ
★☆☆ 09. これまで全く縁のなかった仕事をする
★☆☆ 10. ボランティア活動に参加する
★☆☆ 11. 文章を書いてお金をもらう
日常
★★☆ 12. パリに住む
★★☆ 13. パリ以外のフランスの都市に住む
★☆☆ 14. noteに100本以上の記事を投稿する
教養
★★☆ 15. フランス社会と日本社会の比較を、自分の経験を踏まえて人に説明できるようになる
★☆☆ 16. ルーブル美術館とオルセー美術館について、解説できるレベルで詳しくなる
★☆☆ 17. フランスのアートに対する思いや具体的な施策について、調査する
★☆☆ 18. 哲学をテーマに、フランス人やフランスに住んでいる人とディスカッションする
自分
★★☆ 19. 世界中の人たちとの交流を通して、これまで気づかなかった自分の強みを知る
★☆☆ 20. 友達5人以上に自分に会うためにフランスに来てもらう
★☆☆ 21. 日本に興味のないフランス人に日本を知ってもらう
遊び
★★☆ 22. フランスの都市・村を10箇所以上訪れる
★★☆ 23. モナコ、バルセロナ、バスク地方、マドリード(スペイン)、リスボン(ポルトガル)、プラハ(チェコ)、ウィーン(オーストリア)に旅行する
★★☆ 24. 日本人以外の友達100人以上つくる
★★☆ 25. 地中海で泳ぐ
★☆☆ 26. フランスのお祭りに参加する
★☆☆ 27. スノーボードをする
★☆☆ 28. お寿司を握って振る舞う
★☆☆ 29. アート作品をつくる
★☆☆ 30. 好きなワインを決める
(星★の数は重要度を表しています)
***
もうすぐ30歳になるので、30個考えてみました。
もちろん全て達成したいけれど、現実的に20個は最低限超えたいと思っています。
すぐにできるものもあれば、難しいものもある。
それに、フランスを出る瞬間まで達成できたかどうかわからないものもある。
しかし、こうして目標をつくることで、羅針盤のように自分の方向性を自分で定めるような感覚があり、とても心地よいと思っています。
客観的に振り返ってみると、やはり自分は将来の仕事が常に引っ掛かっているんだなと思いました。
仕事に悩む20代を送ったからこそ、今後どういった仕事をしていくか、ここで定めていきたいです。
ただ目標をつくっただけなのに達成感が出てしまったのはここだけの話です。
いつか「やって良かった」と思えることをやってみる。
それは、自分がその感覚がすごく好きだから。
最初に負荷はかかるけど、それでも動いてみる。
この一歩がいつか自分の人生に意味をもたらしてくれると信じてます。
虎穴に入らないと虎子は得られない。だから僕は挑戦する。
それでも目標設定はあくまで通過点。目標を達成してもまだ通過点。
今後も自分らしさを求めながら生きていきます。たぶん。
最近は、旅行や人との出会いといった外交的なことも、読書や内省といった内向的なことも、どちらも自分の好きなことだし、どちらも自分の個性だと思うようになってきました。
今流行りのMBTI診断でも最初がE(外交的)かI(内向的)か、なんて話になることがあります。(ちなみにENFJです)
しかし、人間の性格なんて結局曖昧なものです。
だから、外交的か内向的か、って振り切るより、「どっちも自分」って捉えた方がいい気がする。
脱構築な考えだけど、僕にとってはこれが心地よいのです。
ちなみには英語には「アンビバート(ambivert)」という言葉があります。
あえて訳すなら「両向型」。
外交的でもあるし、内向的でもある。まさにぴったり。
この一年間のワーホリでも、そんな性格を認識しながら、挑戦と心地よさの両方を求めていきたいです。
このワーホリ生活も、あまり気負いすぎず、のんびりと風に吹かれながら生きていきたいです。
せっかく日本から離れてフランスに来たので、フランスでしかできないことをたくさん経験したいです。
充実できたら万々歳!
最低でも自分の気持ちに変化が起きたら、それで上出来!
フランスにきて1ヶ月が経ち、そんなことを思うようになってきました。
矛盾してるかもしれないけど、それもまた自分。
目標を意識しつづけることはとても大事です。
けど、目の前で生まれた新しいやる気を大きくすることも同じく大事です。
結局、自分が満足してハッピーになることこそが、自分がなりたい姿。
やって良かったって思える1年間過ごしていきたいです。
まだまだフランスの生活は続きます。
↓ワーホリのきっかけなどはこちらに書いてます。
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