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国によって異なる日本食事情

東欧の国・ジョージアに来て1ヶ月が経ちました。また、1月に日本を出て6ヶ月が経ちました。

以前住んでいたフィリピンと現在滞在しているジョージアを比較してみると、日本食を食べられるかどうか、という点に大きな違いがあります。

今回は、ひとくくりにできない外国の日本食事情について書いてみます。

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日本食は今や世界中に知れ渡っています。以前のnoteにも書いた通り、近年では寿司と並びラーメンのお店が増えています。

僕が住んでいたフィリピンには他にも多くの日本人が住んでいたし、フィリピン人でも日本が好きな人が多いため、日本食はかなり充実していました。

ラーメンや寿司、焼肉から、お好み焼きやうどん、唐揚げ定食までバリエーションも豊富で、価格帯も日本人向けのハイコストなメニューからローカル向けのローコストなメニューまであらゆるお店がありました。

僕はラーメンが好きなので、しばしばラーメン屋を訪れていましたが、味は日本のものより劣ってしまうものの、値段を高いものを選べば美味しいものも多くありました。

もちろん100%日本と同じ食生活は出来ないものの、日本食スーパーもあるし、日本食にこだわりたい人にはかなり過ごしやすい国だと思います。

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ジョージアは日本との文化的な関わりが薄いため、日本のことを知らない人も多くいます。

ジョージアに来て以降、ローカルのジョージア料理が充実していたこともあり、最初はあまり気が付かなかったものの、日本食を食べれるお店は非常に少数です。

確かに寿司屋を始めとした日本食屋はいくつかあるものの、独自色が強く、日本のものとはかけ離れています。

先日、日本人がスポットでラーメンを提供しているお店に食べに行き、久しぶりに日本の味を堪能しましたが、ジョージアで日本の味を食べることはなかなか厳しいと思います。

日本食を扱うアジア系スーパーも存在してはいるものの、あまり頼りにはなりません。

ジョージアには日本人が少ない分、コミュニティが成り立っているため、それを少しでも活かすことで、日本食を入手するチャンスは出てくると思います。

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海外で過ごしていくと、食事を妥協する必要が出てきます。

日本の食事は恋しくなりますが、毎日食べることはとても難しいと思います。そのため、海外で生活するには、食においての寛容さが必要でしょう。

毎日同じ料理を食べていたらどんな料理でも飽きてしまいますが、日本ほどの食の選択肢が豊富な国は世界では稀です。それを乗り越えないと海外生活は厳しくなると思います。

僕自身はあまり食事にこだわりがないため、現状不自由なく生活できています。

今後もジョージアだけでない、いろんな国で過ごしていく中で、もう少し食に関する考えを深めていきたいと思います。

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