1月8日 大人のための読書全技術-斎藤孝
【著者紹介】
・著者の斎藤孝さんは1960年生まれ
・明治大学の教授でありながら、作家・TVコメンテーターとしても活躍
・読書家としても有名で1日ほぼ1冊の読書が日課
・これまで読破した本は1万冊を軽く超えるという
・代表作:「声に出して読みたい日本語」等
・メディア:「世界一受けたい授業」「全力!脱力タイムズ」等
【目的】
・読書の方法って学んだことがなかったから
・短期間で自分のためになる読書がしたい
【内容】
●なぜ読書が必要なのか?
・変化の早い現代社会において、学生時代に身に付けた知識や情報では不足
・読書により、たくさんの知識の身に付けて仕事に応用していくことが必要
・時間の限られている中で、多くの本を読むために読書をする技術が必要
●読書をはじめる前に、、、
○本を種類によって読み分ける
・役立つ読書=得た情報や知識を実際に活用するための読書
→読者によって解釈が変わらない文章のため速読が効率的
・快楽の本=文学など世界観を楽しむための読書
→読書によって解釈が異なる文章のため精読が効率的
※この本を選んだ目的から速読モードについてまとめていきます!
○目的の設定
・読書に慣れていない人は漫然と読み進め読んだ気になっている
・「この内容を誰かに説明する」ことを目的として読み進める
・人に話すには内容の理解・整理が必要で集中して読む訓練できる
○締め切りの設定
・読了までの締め切りを設定して強制的に読むスピードをあげる
・一文字ずつ→複数の文字→複数の単語と処理できる文字を増やす
○本をさばく
・読書のモチベーションが一番高いのは買った当日
・本購入後すぐに、ざっくりとした内容を把握し構成を掴む
・次にその本を取り出す時に読みやすくなる
・場所と時間を限定されるところがオススメ→(カフェ・喫茶店とか)
●速読のための読書法
○読む順番を変える
・本は最初から順番に読む必要はない
・大切な部分・結論から読み進める方法が「逆算読書法」
・大抵の本は肝となる部分が3・4章から始まり、結論は最終章
○全部読まない
・記憶を確かなものにするには、覚える対象を限定すること
・全体の2割を読んで全体を掴む「二割読書法」
・必要と思われるところを2〜3ページずつピックアップする
・目次で自分に必要な知識どこに書かれているか読み取るのが肝
・多くの本を読んで、自分のセレクト能力を高めておく
※全ての本に通用するわけではないので注意(文学や小説には不向き)
【行動】
・目的と締め切りの設定としてnoteでアウトプットする
・本を買ったらすぐにざっくりした内容を把握する
・速読本は全部読まない、自分の必要な部分のみ吸収していく