見出し画像

大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)の症状  〜実体験に基づいて〜

今回はFAIについて、最近私自身が確定診断されたので書き留めておこうと思います。

主な症状

経緯としては元々高校生頃から動作時の股関節に礫音に近いゴリゴリっとした音は鳴っていたが特に痛みもなく、若干可動域制限があるくらいで生活できていました。(スポーツ自体も特に制限はなかったです)

ところがここ1.2年になって長時間座っていると時々股関節付近が重だるく、鈍い痛みが出るようになりまして、おかしいな〜と思いながら自分で治療したりしていたわけです。     (一応PTですので色々自己評価しながらですがww)

この時はただのグロインペインだと思っていたのですが中々症状が改善しないものですから「筋膜か骨が影響してるのかな」と考えて筋膜治療で信頼のおける先生にお願いして治療してもらいました。結果、恥骨部の滑走は良くなった感じはあれど動作時に最後のつまり感が取れないから最終的に骨が原因かなと推測しました。

受診

最近になって時間が取れるようになったので整形外科を受診して確定診断等をしてもらって将来変形性股関節症になるぐらいならOpeしてもらおうかと思っていたのですが、かかりつけ医から専門医に辿り着くまでに結構かかりました。

幸い私自身が医療職でしたので専門医を検索して、かかりつけ医に伝えたら紹介状を書いてもらいましたが医局が違うから?という理由で巡り巡ってようやく専門医にたどり着きました。(医療職とはいえ医局については何かわからない素人ですからそのまま紹介状書いてくれないのかーって思いましたw)

専門医にたどり着いたらレントゲンを沢山撮り、エコーを撮り、造影MRIを撮って現在の大腿骨頭・頸部・関節唇の状態を確認してパトリックテストやFABERテストなどの整形外科テストをして確定診断といった流れでした。

FAIは3種類あって①cam Type ②pincer Type ③combined Typeに分けられます。私は①のcam Typeでした。

画像1

また、かかりつけ医ではFAIを鑑別するのは非常に難しいと思いました。

FAIを鑑別するために撮るレントゲン肢位が特殊みたいであまり撮る人がいないようです。

原因

FAIの原因についても専門医の方が教えてくれたので書いておきます。

スポーツ選手や激しい運動をやっている方、特に小児期にハードワークを行なっている方は約20%なりやすいそうです。(ここ論文で知っている方教えてください!! 調べ方が悪いのか中々原文にたどり着けなくて😭)


まとめ

私は症状としては軽い方だと思いますがそれでも制限は出てきます。長時間座ると痛くなりますし、ストレッチをやろうと思ってもつまり感があって不満が出ます。将来的に変股症のリスクもありますので気になる方は早めに受診されることをお勧めします。

↓に股関節鏡の認定医を添付しておきますね




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?