うつ病闘病日記No.64 勝ち負けの基準

「勝ち」「勝利」と聞いて何を考えるだろう?
将棋なら玉を詰ませる、野球やサッカーなどは得点が多い方が…などが出るだろう。
だが、他にも入学試験や資格試験では「合格」する事
賭け事では「投資額≦回収額(回収率100%以上)」になること
ビジネスだと「契約を結ぶこと」「商売が繁盛する事」「有名になる(世の中に浸透する事)」などもある種の勝ちの形である。

だが、少し視点をずらすと最終結果は一緒なのに個人差が出る勝ち負けのボーダーが変わっているのも存在する。

たとえば、今とあるリーグ戦に出場しているとしよう。そのリーグ戦は「昇格」「残留」「降格」の3種類が存在し、一定期間の成績で振り分けられるものとする。
Aさんは途中まで好成績を残し上位争いをしていたが最後に負けて昇格を逃し「残留」した
Bさんはあまり成績が芳しくなかったものの、最後に盛り返して降格圏から上回り「残留」した

一見同じ残留という結果ではあるものの、Aさんにとっては昇格争いに「負け」て、Bさんにとっては残留争いに「勝ち」残ったのである。

あまりに非情なことではあるが、勝ち負けで区別しようとするとこういう事も起こり得る。

同じように個人成績を見ても同じである。
とある3人の成績を見比べて欲しい
A 勝率.275 連対率.550 スコア+120000
B 勝率.290 連対率.520 スコア+100000
C 勝率.250 連対率.530 スコア+150000

この3人について誰が勝ちだろう?
勝率ならB、連対率ならA、平均スコアならCになるかもしれない
勝ちの条件はその人が重要視する項目の勝ち負けなのかもしれない。

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Kento
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