辛い経験が本当の自分へと導いてくれる
僕らは生まれる前に自分で大まかな、
人生のシナリオを決めてくるらしいのですが、
人生の前半はあえて、
「本当の自分とは真逆の経験をする」
事を選んでくることが多いようです。
理不尽な経験をしたり、自分とは合わない環境に身を置いたり、胸が張り裂けそうな経験をしたり、
などですね。
どうして、そんな事をあえてするのかと言うと、本来の自分とは違う真逆の経験をする事で、その反動として、
「本当の自分に目覚めやすくなる」
からです。
どういうことかと言うと、
この世界は二元の世界と言われていて、
全ての出来事は、コインの表と裏のように2つでセットで成り立っています。
などですね。(もちろん他にも山程あります)
このように、世界はこの対極の2つがあって、成り立っていて、
どちらか片方を経験することで、対極の要素をより深く理解できるようになっています。
例えば、
・「嫌な人」を経験することで、
「自分にとって好きな人」とはどういう人達かが分かる。
・「不幸な経験」をすることで、
「自分にとっての幸せ」とはどういうことかが分かる。
・「孤独な経験」をすることで、
「人の温かさ」をより深く理解できる。
このように、人間は一度ネガティブな側面を経験することで、ポジティブな側面をよりハッキリ理解できる訳です。
もし仮に対極(比較する反対の要素)が無いと、
「幸せはどういうものか?」「愛とは何か?」などが分かりづらい訳です。
そして、人間はネガティブな経験をした時ほど、
「自分は本当は何を求めているか?」
が分かりやすいんですね。
つまり、ここで何が言いたいかと言うと、僕達は、
「本当の自分じゃないもの」を経験することで、「本当の自分に気づける」
ということです。
だから人生の前半は、
「本当の自分とは合わない経験」
をあえてする場合が多いのです。
もし、あなたの使命や人生のテーマが、
「人に愛を与える」ことなら、人生の前半では「人の愛を感じれないような、孤独な経験」をするかもしれない。
「人の相談を聞いて人を導く」ことなら、
沢山色んな悩みを自分が経験して、
「なんで自分だけこんな不幸なんだ…。」
と感じる経験をするかもしれない
「パートナーシップを学ぶ」ことが人生のテーマなら、「両親の喧嘩が耐えない不仲な家に生まれる」かもしれない。
こんな風に、辛い経験は、本当のあなたが求めている人生に導いてくれていて、
特に幼少期に感じた、孤独感、劣等感、欠乏感などは、あたなの才能や使命に繋がっている神様からのギフトだったりしますよ^^