幸せは目指すものじゃないんです。 幸せというゴールからスタートするんですよ。

怒りの感情が本当の自分に導いてくれる

本当の自分を生きたければ、怒りの感情を否定しない事です。 怒りの感情は、自分の大切にしているものや、価値観を教えてくれて、それが才能や使命にも繋がってたりするからです。 なので、怒りの感情を否定したまま、本当の自分に目覚める事はできません。 もし、自分の子供がいじめられたら、親は怒るでしょうし、アーティストが自分の歌をパクられたら、怒るでしょう。料理人が料理を馬鹿にされたら怒るでしょう。 アニメ、ワンピースの第一話で、海賊のシャンクスが、敵に酒を頭からぶっかけられても

自由意思は無いけど「私」は自由である

最近は「人間に自由意思はない」という話をしているので、もしかすると、「虚しさ」を感じて「無気力」になってしまった方もいるかもしれません。 しかしそれは、大きな勘違いです。 自我の視点のあなたは、自由に人生を生きる事ができるのです。 僕が言う「自由意思はない」というのは、「個としての私が幻想で、全ては一つだから」「全ては全体の現れである」という「一元論」がスタート地点となっています。 しかし、自我は「私という主体と客体がいる」という、二元の幻想世界で生きているので、「自

スピリチュアルで迷子になっている人へ

スピリチュアルを学んでいる方の中には、色んな知識や情報を知って、混乱したり、矛盾を感じて迷ってしまっている方も多いのではないでしょうか。 「引き寄せの法則」の話をする人もいれば、「自由意思はなくて人生は全てシナリオ通り」って言う人もいるし、 「意図する事が大事」という人もいれば「諦めて降参する事が大事」という人もいます。笑 こういった風に、スピリチュアルを学んでいると、正反対のメッセージを聞く事があって、混乱してしまうと思います。 ですが、実はスピリチュアルの情報とい

意識変容と幸せの段階

人は皆「幸せになりたい！」と思って、人生を生きていると思いますが、何を幸せだと感じるかは、その人の意識の段階によって違ってきます。 幸せには、「快楽」→「幸せ」→「喜び」→「至福」の段階があって、多くの人が「幸せ」だと思っているのは、刺激による「快楽」や何か行動をした「結果や行為」だと思います。 ですが、最も深い幸せに気づく時、ただ在る幸せ、「至福」に気づきます。 「何もしない幸せ、存在そのものが至福、無」という感じです。 本当の幸せとは、依存となる対象物が必要だった

今の人生状況は完璧である

「あなたの人生状況は完璧である」 そう聞いてどう思うでしょうか？ 「そんな訳ない！」と言いたくなる人もいると思います。 特に現在、苦しい状況にいる人ほど、受け入れられないと思います。 しかし、あなたの人生は、今どんな状況であれ、あなたの意識進化の為に用意された、完璧な状況なのです。 出来事に、良いも悪いも無いのです。 どんな経験であれ、その経験をする事でしか気づけない、「気づき」があるのなら、その体験をするしかないのです。 そこには、人間の物差しでは、図れないほ

「私」はただの思考の産物

前回の記事「体は全自動で動いている」という記事の続きのような話です。 あなたが、「散歩に出かけた」としましょう。 この時、 なんて、わざわざ考えないで、「私無しで」全自動で動いていますよね。 所が、何かのタイミングで、「自分が歩いている」という思考がでてきた時に、「私がやっている」という意識になって、「私」が現れるんです。 でも、真実はそれまで、「私」無しで、全自動で動いていたんです。 思考が無い時、私はいないのです。 「私」は、だたの思考の産物でであり、「錯覚

肉体は全自動で動いている

僕らは自分の体を、自分の自由意思で動かしていると思っていますが、本当は、肉体は全自動で動いていて、本当の私は、これまでの人生で一度も何もしていないんです。 体というのは、全自動で動いているんです。 体が動いた後に、意識が後から気づいて、「私が行動した」と勘違いしているだけなんです。 肉体というのは、思考よりも先に、五感で世界を認識しています。 あなたが、「音が聞こえた」と気づく前に、耳は音を捉えています。 あなたが、「見えた」と気づく前に、目は世界を認識しています。

エゴはドラマが好き。真我は「ただ在る」

エゴは常に、人生というドラマの主人公でありたい。 悲しい「私」、傷ついた「私」、不幸な「私」、悩んでいる「私」 楽しい「私」、嬉しい「私」、幸せな「私」、イケている「私」 本当はどれもエゴによる、「私がいる」という錯覚によるもので、どんな感情であれ、人生状況であれ、本質的にはあまり差がない。 ドラマにのめり込んで、一喜一憂の感情ゲームをしているにすぎない。 もちろん、それが悪い訳ではないし、臨場感もあって、ドラマチックで、ある意味楽しいかもしれない。 でも、今見て

【苦しみからの解放】スピ難民卒業と探求の終わりが訪れる時

人生を変えたいと思ったり、苦しみを解消したいと思った時、人はまず「行動レベル」で解決しようと試みると思います。 「行動のレベル」では、 などです。 そして、これらをやっても、うまくいかなかったり、継続できない人は、行動やノウハウの問題ではなく、「心やマインドの問題だ！」と気づいて、自己啓発など、「思考レベル」で、人生を変えようとします。 「思考レベル」の段階では、 などを学ぶ方が多いと思います。 そして、色んな本やブログを読んだり、YouTubeで動画を見たり、セ

本当の私は「無」だった。全てが全自動

「自分探し、自己探求、スピリチュアル」こういったものを突き詰めると、最終的には、自分は「無」だったと気づきます。 「無」以外にも、「真我、在る、全体、空、無限」など色んな呼ばれ方がされる場合があるけど、全部同じ事だと思う。 ある時に僕は気づきました。思考は自分ではないと。自分の意思とは無関係に自動的に浮かび上がってきているだけだと。 ある時に僕は気づきました。行動も自動的に起きてきていると。先に体が動いて、後から意識が気づいて「自分の意思で行動した」と勘違いしているだけ

起きてくる感覚を楽しむ

ある時期から僕は、「気合いや根性で、自分で何かをやろう！」という事や、「計画や目標を無理に立てる事」が無くなりました。 そうではなく、「自分に何が起きてくるんだろう？」という視点で「起きてくる感覚を楽しむ」という気楽な生き方にシフトしました。 色んなご縁や縁起の中で、「自分という人間は、どういう状況になったら、どういう行動をするのか？」という化学反応を楽しんでいます。 そこに自由意志らしきものは感じますが、本当は自由意志もなくて、起きる事が必然と起きてきます。 結局、