エゴはドラマが好き。真我は「ただ在る」
エゴは常に、人生というドラマの主人公でありたい。
悲しい「私」、傷ついた「私」、不幸な「私」、悩んでいる「私」
楽しい「私」、嬉しい「私」、幸せな「私」、イケている「私」
本当はどれもエゴによる、「私がいる」という錯覚によるもので、どんな感情であれ、人生状況であれ、本質的にはあまり差がない。
ドラマにのめり込んで、一喜一憂の感情ゲームをしているにすぎない。
もちろん、それが悪い訳ではないし、臨場感もあって、ドラマチックで、ある意味楽しいかもしれない。
でも、今見ているドラマに飽きたとしたら、苦しいとしたら、本当の自分に目覚めるタイミングかもしれない。
本当のあなたは、「ただ在る」存在。
思考者でも、行為者でもなく、ただそれを観察している、気づいてる者。
真我は「ただ在る」。平安そのもの。
悩みや苦しみや、問題解決の人生ドラマに疲れたら、思い出してみてほしい、実感してみて欲しい。
「ただ在る」存在が本当の自分だと。
その為には、自然の中でぼ〜っとしたり、瞑想をするのでもいいし、勝手に動く体を観察するのもいい。
やがて、気づきが訪れて、「在る」の意味が分かってきます。
その時あなたは、「自分はドラマの中の主人公ではなく、ドラマを見ている観察者であり、ドラマの中の全体でもあった」と気づくでしょう。
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