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世の中の課題をどのようにして解決したい?理念や価値観を整理しよう【訪問看護】【理念経営】【ビジョン経営】

ごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

いつもご覧いただきありがとうございます。
株式会社クルージズ・テクノロジーズの牟田です!
弊社は現在、医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。

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世の中の課題をどのようにして解決したい?理念や価値観を整理しよう

訪問看護ステーションや在宅医療・介護事業を運営している皆さんにとって、日々の業務は患者さんや利用者さん、そしてそのご家族の課題解決に直結しています。しかし、忙しい日々の中で「自分たちはなぜこの仕事をしているのか」「どんな価値を提供しているのか」を振り返る時間はなかなか取れないのではないでしょうか?

今回は、「理念」や「価値観」を整理することで、提供するサービスの本質や目標をより明確にする方法をお伝えします。これにより、スタッフ全員が一丸となって課題解決に取り組む姿勢を築くことができます。


自分たちの「なぜ」を深掘りする

理念や価値観を整理する第一歩は、自分たちがなぜこの仕事をしているのかを深掘りすることです。ここでは「なぜ」を5回繰り返してみましょう。

例:

1. なぜそもそも働きたいと思うのか?
「患者さんや利用者さんが安心して自宅で暮らせる環境を支えたいから。」

2. なぜそれを支えたいと思うのか?
「病院では得られない家庭の温かさを大切にしてほしいと感じるから。」

3. なぜ家庭の温かさが重要だと思うのか?
「その人らしい生き方や生活が維持されることが、人生の満足感に直結するから。」

4. なぜ人生の満足感が重要なのか?
「人生の最後まで笑顔で暮らせることが、その人にとって最大の幸せだから。」

5. なぜその幸せを提供したいと思うのか?
「幸せを支える仕事をすることで、自分自身も社会に貢献できていると感じるから。」

このように、最低5回「なぜ」を繰り返すことで、仕事の根幹にある価値観が見えてきます。組織全体でこれを共有することで、スタッフ一人ひとりが「自分たちの仕事の意義」を実感できるようになります。


課題解決がもたらす未来を描く

次に、「解決したい課題」とその先の未来を明確にすることが重要です。例えば、訪問看護のサービスが「患者さんや利用者さんの孤独感や不安を軽減すること」を目指しているなら、その課題が解決された後の未来を考えてみましょう。

  • 患者さんや利用者さんが安心して自宅で暮らせるようになる。

  • ご家族が介護負担から解放され、笑顔で過ごせる時間が増える。

  • 地域全体が高齢者を支えるコミュニティとして強化される。

具体的な未来を描くことで、スタッフも自分たちの役割をより深く理解し、日々の業務に対するモチベーションを高めることができます。


提供するサービスへのこだわり

課題を解決するために、どんなサービスを提供するのか、そこにどんなこだわりがあるのかを明確にしましょう。たとえば、訪問看護ステーションなら次のような例があります。

  • 患者さんや利用者さん一人ひとりに合わせたオーダーメイドのケアを提供する。

  • 医療と福祉の垣根を超えた多職種連携を重視する。

  • スタッフの教育や研修に力を入れ、常に高品質のサービスを維持する。

「なぜそのサービスにこだわるのか」を掘り下げることで、他社との差別化ポイントが明確になります。


絶対やりたくないことを明確にする

自分たちが「絶対にやりたくないこと」を考えることも重要です。たとえば、「患者さんや利用者さんを数字でしか見ない運営はしたくない」「スタッフが疲弊するような職場環境にはしたくない」といった価値観を明確にすることで、組織として守るべき方向性が見えてきます。


自分が仕事において大切にしているキーワード

最後に、自分たちが仕事において大切にしているキーワードを洗い出してみましょう。例えば、「信頼」「安心」「尊厳」「成長」「挑戦」といったキーワードです。これを日々の業務や人事評価の中で活かすことで、組織の一貫性が生まれ、強い文化を育むことができます。


まとめ

理念や価値観を整理することは、訪問看護ステーションの運営を成功させるための基盤です。「なぜ」を5回繰り返し、自分たちが解決したい課題や提供するサービスのこだわりを明確にすることで、スタッフと一丸となって目標を達成できる組織を築くことができます。

患者さんや利用者さん、そしてそのご家族に寄り添い、より良い未来をつくるため、ぜひこのプロセスを実践してみてください!あなたの組織が抱える課題を解決する第一歩となるはずです。

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