なぜ、自社は存在するかの答えを考える【訪問看護】【理念経営】【ミッション】
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株式会社クルージズ・テクノロジーズの牟田です!
弊社は現在、医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。
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なぜ、自社は存在するかの答えを考える
訪問看護ステーションや在宅医療介護事業を運営する経営者の皆さんに問いかけます。「なぜ、あなたの会社は存在するのですか?」と聞かれたとき、すぐに答えることができますか?この問いに対する答えが、会社の存在意義、すなわちミッションとなります。そして、このミッションを明確にすることは、経営者だけでなく社員全員にとっても、仕事への意味ややりがいを見出す原点となります。
なぜ存在するかがミッションになる
会社の存在理由を明確にすることは、経営の軸を定めるうえで非常に重要です。この問いに答えられるようになると、単なる「作業」が「仕事」に変わり、さらには「仕事」が社会に価値を生む特別な活動へと進化します。
訪問看護の現場では、日々の業務が非常に忙しい中で、「なぜこの会社があるのか」「なぜ自分はここで働いているのか」という問いを忘れがちです。しかし、この問いの答えが明確であれば、日々の業務が単なる業務ではなく、理念に基づいた使命を果たす行動として意味を持つようになります。
たとえば、「利用者様の安心と尊厳を守るために存在する」という答えがミッションになれば、スタッフ一人ひとりがどのようにケアを提供すべきかが自然と見えてきます。
「なぜ」を5回繰り返してたどり着く答え
存在理由に対する答えは、簡単に出せるものではありません。深く考え、本当に心から納得できる答えを見つけるためには、「なぜ」を少なくとも5回は繰り返して問い直す必要があります。
例えば以下のように、質問を深掘りしていきます:
なぜ、訪問看護をしているのか?
→ 地域の高齢者やその家族を支えたいから。なぜ、それを支えたいと思うのか?
→ 医療や介護が十分に届かない人がいる現状を改善したいから。なぜ、その現状を改善したいと思うのか?
→ 自分自身や家族が同じ状況に置かれたら困ると思うから。なぜ、自分がその役割を果たすべきだと思うのか?
→ 看護師として培ったスキルと地域のつながりを活かせる立場にいるから。なぜ、それが自分の会社でなければならないのか?
→ 私たちの会社は利用者様のための理念を掲げ、それを実現する力があるから。
このように「なぜ」を繰り返すことで、表面的な答えを超えた、心から納得できるミッションが浮かび上がります。このプロセスを経て得た答えは、経営者だけでなく、社員全員が共有できる信念となります。
ミッションが作業を超えた「仕事」に変える
明確なミッションを持つことで、会社の業務は単なる「作業」ではなくなります。「なぜ存在するのか」という問いの答えを基に、社員一人ひとりが日々の業務に取り組むことで、「仕事」としての価値が生まれます。そして、それが利用者や地域社会への貢献という形で表れ、事業が単なるビジネスを超えた社会的意義を持つものへと進化します。
訪問看護の現場では、ケアの質や利用者様との関係性が事業の成否を左右します。明確なミッションを持つことで、社員が業務に誇りを持ち、利用者やその家族に対してより良いサービスを提供できるようになります。
答えを共有し、会社全体の力に変える
「なぜ、自社は存在するのか」の答えは、経営者だけでなく、社員全員で共有することが重要です。この答えを言葉にして日々の業務で繰り返し伝えることで、会社全体の方向性が一致し、組織としての一体感が生まれます。さらに、利用者やケアマネジャー、地域社会に対しても明確なメッセージを発信できるようになります。
自社の存在理由を問い続けることの意義
訪問看護ステーションを運営する皆さんには、ぜひ「なぜ、自社は存在するのか」という問いに深く向き合っていただきたいと思います。この問いの答えは、会社の成長だけでなく、地域社会への貢献、社員のやりがい、そして利用者の満足度向上に直結します。
明確なミッションを持ち、それを全員で共有しながら行動することで、訪問看護事業はより多くの人々に必要とされる存在となります。あなたの会社の「なぜ」に、心から納得できる答えを見つけ、社会に価値を届けていきましょう。