【竹花貴騎おすすめの思考】大きな成果を出すためには、小さな仕事に拘るべき
プロジェクトの規模や会社の規模に限らずに、仕事の中では大きな仕事と小さな仕事があります。
もちろん全ての仕事は重要なので、仕事内容に優劣はないのですがジャンル分けするとそうなります。
メインの仕事とサブの仕事と言い換えてもいいかもしれませんが、当たり前ですが仕事ではメインの仕事に力を入れるのが普通。
もちろんメインの仕事に力を入れるべきなのですが、あなたが大きな成果を出したいと思うのであればメイン(大きな仕事)はこなしつつサブ(小さな仕事)に拘るべきです。
なぜサブ的な小さな仕事に拘って仕事をした方が大きな成果がでるのか?そして小さな仕事に拘りをもつた為に大事な思考法についてもこの記事で解説していきます。
小さな仕事に拘るべき理由
まず大きな成果を手にするために小さな仕事に拘るべき理由を解説します。
理由は「神は細部に宿るとうこと。小さな仕事があるおかげで大きな仕事が上手くいくから」
では詳しく解説していきます。
具体的な例がないとわかりづらと思うので自社のwebメディアを運営している会社で働いているとしましょう。
その時の旬のビジネスパーソンや経営者にインタビューした記事をまとめたり、世間で話題になっているニュースをビジネス視点だとどう読み解くのか?みたいな内容だとします。
(ここでは内容はとくに気にしないでいいです)
そうなると大きな仕事つまりメインの仕事は
・経営者やビジネスパーソンへのインタビュー
・インタビューをもとに記事、動画編集
・お客様が見たくなる企画提案
などに当たると思います。
大前提としてこれらは大事な仕事ですし、この会社で利益を出していくのであれば一番力を入れるべきところ。
ではそこだけに力を入れていけば会社は大きくなって、社員の人の給与が上がったり満足度を上げられるかというとそうではありません。
ここで大事になるのがサブ(小さな仕事)です。
先ほどの大きな仕事に付随する小さな仕事でいえば、
・経営者へのアポ取り、当日までの連絡
・記事の誤字脱字、動画での字幕BGMなどのチェック
・企画開催後のお客様の意見を集計、次回の課題を洗い出す
などです。
これらを小さな仕事と呼ぶかは人それぞれの価値観がありますが、仕事内容としては小さくて細かなものです。
そして直接的に会社に利益を与えてくれるかというと、売上や利益には直結しづらいような内容。
ただここを拘ってできる人は大きな成果を得られます。
例えば経営者へのインタビュアーと経営者へのアポ取り・当日までのやり取りが別の人だとしてあなたが後者の仕事だとします。
2パターン仕事の仕方があると思っていて
①「自分なんてどうせこんな雑務しか任されないよ…」と業務的なテンプレのような連絡だけして当日まで連絡をしている
②なぜあなたを選んで連絡させていただいたのか?これまでの実績や本を読んでどこに共感したのか?熱いメッセージでインタビューのアポの連絡を取り、当日まで細かく調整をして丁寧に連絡を取っている
ではどちらの方が相手は気持ちよくインタビューに答えてくれるでしょうか?
当然②の方が気持ちよく仕事を受けてくれるでしょうし、仮にどうしても今回は他の仕事が先に入っていてダメだとしても「この人からのオファーなら次は最優先で仕事をいれよう!」と考えてくれる可能性が高まります。
ほんの小さな拘りがユーザーや一緒に仕事をする人や企業の満足感を高めるのです。
そして大きな成果を手にしてきた人はラッキーを除けば、例外なくこれを実行できてきた人達。
相手へのメール1通や見られているかわからない字幕の誤字脱字のチェック、取引先にいった時に他の社員に対してもお辞儀をしてお礼をする、など小さなことでも拘ってきた人だけが成果を出し続けています。
小さな仕事は地味ですし、成果に直結するものではないので行動していても一見無意味に感じることも多いでしょう。
ただここに拘りを持つことで、結果的に大きな成果に繋がるので無下にせずに小さな仕事でもコツコツと誠実に向き合うのが大事なのです。
ではどうやったらこれから小さな仕事にも拘りを持って仕事をすることができるのか?
考え方を次の項目で解説していきます。
小さな仕事に拘りをもつために大事な思考
小さな仕事にの拘りを持つために大事な思考法を紹介しましょう。
注意深さを養う
まずは現在の仕事に注意を向け、自分の感覚や周囲の状況に敏感になることです。
仕事に没頭する際に、目の前のタスクや環境に注意を集中させるよう心がけましょう。
集中力を高め、細かなディテールに敏感になることができます。
小さな仕事に拘るために大事なのは「気づく」ということで、そのためには注意力が大事。
「でも自分は注意力がないんだよな…」と思っているかもしれませんが、そこで意識して欲しいのが”想像して仕事をする”
・取引先の人は軽く話した感じだとこんな性格だから、ここを気にしそう
・お客様の立場に立ったらここの部分は使いづらいのではないか?
など想像をすることです。
車を運転するときに「人が飛び出してくるかもしれない」と想像することで注意する方法がありますが、あれと同じ原理。
こうかもしれないと想像をすることで、様々な点に注意がいきます。
考えると沼にハマるので時間を決めたり、適度なところで辞める必要はありますが想像することで注意力があがり、結果的に拘った仕事ができます。
周囲に意識を向ける
自分の仕事に集中するだけでなく、周囲の状況や他の人々の行動にも意識を向けることが重要。
状況や人々の動きに敏感になることで、重要な情報や細かな変化に気づくことができます。
当り前ですがそれぞれ得意不得意がある以上、仕事で拘ったり注意するところも微妙に違ってきます。
となると周りの人を観察していると自分とは違ったアプローチで、同じような仕事をこなしている人は必ずいる。
もし話を聞けるなら「どうしてそこを細かく確認したり作り込んでいるんですか?」「なんでAではなくBに時間を使ってるんですか?」と聞いてみるといいです。
出来なければ仕事しているところを観察していれば、その人の行動の意図が色々見えてくる。
そうすると自分にはない視点を持つことができて、新しい引き出しが増えてより仕事を拘って出来るようになります。
記録を取る習慣を身につける
細かなことに気づくためには、メモや記録を取る習慣を身につけることが重要です。
重要な情報やアイデア、気付いた点をメモしておくことで、後で再確認や参照することが可能。
また、メモを通じてパターンやトレンドを発見することもできます。
仕事をする上で時には必要ないことに気づくことがありますが、それでも何か自分の中でピンとくるものがあるのであればメモして残しておくのが大事。
今必要でないし、使えないかもしれないけどタイミングがくれば使える内容かもしれません。
もちろんそのまま使わずに一生を終える知識もあります。
大事なのは「メモをして残して、いつでも引っ張り出せるようにしておく」という行動。
知識はいくらあってもいいですし、意図しないタイミングで他のアイディアと繋がって活かせる場面が多いです。
本当にくらだらない一見仕事に活かせそうにないことでも、実は大事だったということやあなただから気づけたビジネスの課題だったりもします。
なので普段からメモを取って残しておけば、いざという時に役に立ちますし壁にぶつかった時のお助けアイテムにもなる。
意味のあることだけに目を向けていては視野が狭くなるので、一見意味のないようなことにも意識する習慣は作っておきましょう。
まとめ
今回は大きな成果を出すためには、小さな仕事に拘るべきという話について解説してきました。
小さな仕事も立派な仕事ですし、そこをないがしろにして結果を出せても必ずどこかでボロが出て長くは続きません。
ぜひ小さな仕事は地味でカッコいい仕事ではないかもしれませんが、意識して取り組んでみてください。
きっとその行動は大きな成果に繋がっていきます。
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