【竹花貴騎おすすめの思考】優秀なビジネスマンは、質問の仕方が周りの人と違う
優秀なビジネスマンを定義するのは難しいですが、彼らは周りの人間より行動量が多いですし、大多数の人とは違う差別化を意識して行動しています。
その中の一つが「質問の仕方」
優秀なビジネスマンとそうでもないビジネスマンでは、一体質問の仕方にどんな違いがあるのか?
そこをこの記事では深堀していこうと思います。
優秀なビジネスマンは、周囲とは違う質問をする。
結論から言うと優秀なビジネスマンの質問の仕方は、
「AとBという2つのプランがありますが、私はこういう理由でBよりAの方が良いと思うのですが、どう思いますか」
と、自分の意見+複数のアイデアを提示して質問をします。
もしすごいテクニックをあなたが期待していたら拍子抜けかもしれませんし、大したことないな…と思ったかもしれません。
ただコレが出来ている人が少なくて、ちょっとした差が今後の出世や結果に大きな影響を与えるのです。
質問の仕方がいい=なぜ優秀なのか?
質問力が高い人が優秀な理由は「想像力が高く、自分の頭で考えて行動できるから」
例えば「ここが全部わからないから教えてください」と質問する人は、受け身で仕事をしており中々成長が見込めません。
質問をしている人は無意識的に「人に聞けばいいや!だから自分で考える必要はなし」と思ってしまうので脳が覚えようとしません。
覚えなければまた同じ箇所でミスしますし、いつまでたっても成長しません。
逆にAの行動をするとこんな結果が出る、Bをしたらこうなるかもしれないと考えた上で質問をすると仮に間違っていてもそれも学びになる。
つまり経験値が貯まり次の行動に活かせる。
しかも自分の頭で考えて行動したので同じ場面に出くわしたら、かならず対処できるしそれ以上の工夫を考える余裕も出てきます。
このような問いかけをすることで、最善の策を批判的に議論することができ、より深い理解をすることができるのです。
それに会社や社会からの評価的な面でも「この人はしっかり考えて仕事してくれてる」と高評価も得られる。
なんでも質問してきて全然考えない人と、自分で色々考えた上で質問してくれる人では印象も評価も変わります。
なのでちょっとした差ですが、質問の仕方を変えるだけで自分の能力の伸びも評価も変わるのでとても大事なのです。
質問力を磨くための方法
良い質問をすることは、優秀なビジネスマンにとって不可欠なスキルであり、そのスキルは時間をかけて身につけることができるものです。
先ほどのAとBの提案をして、自分の意見を交えて質問するなどちょっとした工夫で評価は全然変わります。
ここでは、より良い結果を得るために、良い質問をするためのヒントをいくつか紹介します。
1.オープンマインドであること
質問するときは、オープンマインドであることを忘れないようにすることが大切です。
これは、異なる視点を考慮し、結論を急がないことを意味します。
より良い質問をするためには、耳を傾け、他の視点を考慮して必要に応じて適応することが必要です。
まず大前提として質問する時は、予想外の回答がくることも想定してするのが大事です。
自分の中では一回なしにした回答や全然魅力的に感じない回答がくる可能性もある。
ただそこで「いやいや、それはないですよ。だって・・・」みたいに否定したら、今後質問してもいい返答をして貰えなくなります。
仮にあなたがボツにした案や、受け入れがたい答えだとしても大事なのは答え自体よりも「その回答に至った経緯」
どんな知識・経験を元にその回答をしてきたのか?なぜ今このタイミングではその答えを返してくれたのか?の方がはるかに重要。
そしてそこを一度受け止めきれる心の余裕があれば、そこからさらに踏み込んだ質問もできてより良質なやり取りができる。
否定するのは簡単ですが、一度相手の意見は受け止めるようにするだけでも質問の内容や質が大きく変わってくるので意識してみてください。
2.コネクションを築く
より良い質問をするためには、人間関係を構築し、人脈を築くことも必要です。
質問を投げかける相手を知ることは、非常に重要です。
相手の背景、ニーズ、価値観、経験などを理解する必要があります。
質問の内容も大事ですが、それ以上に相手のことを知るのもとても大事。
例えば取引先の相手に質問する時にでも、相手の企業やビジネスモデル・担当者の個人的な趣味や仕事で大事にしていることをしっかり知ったうえでの質問と、とくに調べないうえでの質問では響き方が違う。
感覚的な話もなってくるかもしれませんが、やはり感情のある人間なのでそういう点もとても大事です。
それに相手を理解しようと調べると、質問の内容や質もされていくのでいいことしかありません。
この知識があれば、どのように質問すれば、その状況に適した答えが得られるかをより理解することができます。
3.会話での小話にも耳を傾ける
良い質問をするためには、ただ話すだけではありません。
会話中に何気なく話した、小話にも耳を傾ける準備も必要です。
このような話は、会話全体の参考になり、なぜそのような質問をするのかより深く理解することができます。
何気なくポロっと話したことが意外なヒントになったり、そこを深堀りしたら問題解決することに繋がるなんてこともある。
それに相手からしても、何気ない言葉でも覚えてくれてると嬉しいもので質問した際に気持ちよく答えてくれます。
そうなると「実はあんまり大きな声では言えないんだけどね…」と極秘の情報を教えてくれることもあり得ます。
会話をする時は一見関係ないような世間話にも注目するようにしましょう。
4.明確にする
また、質問する内容が明確で焦点の定まったものであることも重要です。
曖昧な質問をしてはいけませんし、質問内容を全員が理解していることを確認したいものです。
質問があまりに曖昧だと、人々はそれに十分に答えることができず、その結果必要な情報を得ることができません。
例えば仕事でわからないことを上司に質問する時に、
「ここがわからないです!」
よりかは
「この箇所を○○に変更したいのですが、どうすればいいでしょうか?自分は▲▲を試したのですが上手くいきませんでした」
くらい明確な方が答える方もラクですし、質問が具体的なので回答も具体的なものが返ってくる。
よく質問したのに回答がふわっとしていて、よくわからなかった…という人がいますが、答える人に問題がある可能性もありますが基本的には質問がふわっとしていることが多いです。
・どうしたら成功できますか?
・お金持ちになるために大事なことは?
・会社で出世するには?
みたいにふわっと抽象的な質問だと、頑張っても回答を具体的に返すのは難しいです。
5.メモを取る
最後に、メモを取ることが肝心です。
正しい質問をし、正しい答えを聞いても、聞いたことを思い出せなければ意味がありません。
会話の内容をしっかりと整理してメモを取ることで、必要な情報を確実に記憶することができます。
まとめ
優れたビジネスマンになるためには、多くのスキルと知識が必要ですが、その中でも最も重要なスキルの1つが「適切な質問をする」ということです。
より良い質問をするには、心を開いて人脈を築き、逸話に耳を傾け、質問を明確にし、メモを取ることが必要です。
このスキルセットがあれば、ビジネスの世界で成功することは間違いないでしょう。
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