【竹花貴騎おすすめの思考】SNSは「見る」よりも「発信」の方が成長できる
Twitter、Instagram、TikTokなど様々なSNSが存在して、あなたを含めて多くの人が使っていると思います。
いわゆるZ世代の人達はGoogleで検索をする前に、SNSで検索してサービスを利用したり商品を買う人が今は大半みたいですね。
それだけ日常に溶け込んでいるSNSですが、娯楽以外の使いかたとしては「学び」として使う人も多いでしょう。
情報収集や学習と言い換えてもいいですが、今活躍している社長の経営やマーケティングの知識から主婦の片付け術など様々な情報がSNSから得られます。
基本的に無料で見れるので、毎日多くの情報を得られてテレビや本・雑誌しかない時代よりも遥かに学びの質と量が増えました。
ただSNSは「見る」よりも「発信する」の方が、学ぶことができますし成長することができます。
なぜ発信の方が成長ができるのか?実際に発信をする時に質を高めるためにはどうすればいいのか?をこの記事では解説していきます。
SNSを見るよりも発信の方が成長できる理由
ではSNSを見るよりも発信の方が成長できる理由を解説していきます。
まず先に結論を伝えると「人は教える方が学びになる」からです。
詳しく解説していきますね。
勘違いして欲しくないのがSNSを見ることは、インプットになりますし全く意味がないわけではありません。
知識を入れることは大事ですし「モチベーションが出ないな…」という時に経営者やアスリートの言葉で自分を鼓舞することも時には必要ですよね。
今回の話は見る以上に、自分が発信することで知識も経験も蓄積されて学びがあるということをお話していきます。
では話を戻しますが、人はただ情報を得るだけよりも人に教えたり発信したりする方が圧倒的に自分の身になります。
例えばあなたがある映画を見て、とても感動して友達におススメするとしましょう。
その時に「面白いから絶対見て!」とか「見ないと損するよ」なんてふわっとしたおススメはしませんよね?
ネタバレしない程度に「このお話は20××年の世界が舞台で、仮想空間で生活することになった人の話で…」と細かく伝えると思います。
もちろん伝える相手にもよりますが、それでも
・このキャラのバックボーンに凄く共感できて
・世界観がすごくて、映像も○○みたいに綺麗で
と本当におススメしたいなら詳細に伝えられるはずです。
「それとSNSで発信する事と何が関係あるの?」と思ったかもしれませんが、つまり人に何か伝えるときに相手に合わせて情報を脳内で整理して変換する作業が入る。
そのことによって自分の中で情報が整理されて、より理解が深まるのです。
つまり友達に何かおススメしたり、SNSで不特定多数に発信するときには伝えたい内容を一度頭の中で整理する必要がありそこで深く脳に記憶されるのです。
そしてSNSで例えばビジネスやライフハックを伝える時に「あれ、ここってなんだっけ?どう伝えればいいのかな?」となることがありますが、そこでまた情報を入れることでより鮮明に知識が残る。
人は新しく覚えたことは1時間後には56%忘れ、1日後には74%、さらに1週間後には77%、1カ月後には79%を忘れるという研究結果があります。(「エビングハウスの忘却曲線」)
ただ繰り返し同じ情報を入れたり、頭で整理しなおすと長期的に脳に残るとも言われています。
つまりSNSを情報発信→知識のアウトプットの場として使うことで、脳の中で情報を繰り返し整理できるので圧倒的に経験値が貯まる。
ただSNSで情報を受け取るだけだと、すぐに忘れていってしまう。
これもよく言われる話ですが、塾で一番成績が伸びる人は勉強を教えている塾講師なのです。
職場で仕事が出来る人も、人に仕事を教えている人が一番成果を出しますし仕事の質も高い。
つまり人に教えたり伝えたりすることで、ただ情報を受け取っている人よりも圧倒的に成長できるというわけです。
「でもSNSでどうやって発信したらいいか、わからない…」
そんなあなたの為に次の項目で、質を高めながらSNSで発信をする方法を紹介します。
どうせ発信するなら質が高い方が、それだけ質の高いい知識や経験を積めるので覚えておいて損はないです。
SNSでの発信の質を高める方法
ここではSNSでのアウトプットの質を高めるためのコツを5つご紹介します。
ターゲットに合わせたコンテンツを作成する
自分のアウトプットを発信する前に、自分がアウトプットするSNSのターゲット層を明確にし、その層に合わせたコンテンツを作成することが重要です。
ターゲット層の関心事や嗜好に合わせた情報やトピックを選び、それを分かりやすく伝えるようにしましょう。
ここで勘違いして欲しくないのが「見せ方を合わせるだけで、あなたが集める情報の質まで合わせる必要はない」です。
あなたのSNSでのターゲットが20代前半だからと言って、別に堅苦しい税金とか年金、法律関係が受けないからターゲットに合わせて情報収集をしない…はしなくてOK。
あくまで見せ方をターゲットに合わせて調整していくイメージで、法律関係でも学生に関係のありそうなものをコミカルに発信するのもできます。
税金・年金の話でもこれから社会人になる人が覚えておけば、給料から手元に残るお金が数倍も変わるなど見せ方は色々できる。
自分が学んだことを、自分だけがわかるように備忘録として残すのもいいですがせっかくなら多くの人に届けるように工夫すると繰り返し考えるので頭にも残りやすいです。
タイトルや説明文を工夫する
アウトプットのタイトルや説明文は、アウトプットを読む人を引き付けるために非常に重要です。
タイトルや説明文を短く簡潔にまとめ、興味を引くように工夫することが大切です。
SNSはそもそも文字数が制限されていたり、画像や動画がメインなのが多くなってきたので言葉も短くまとめる必要がある。
そこで必要なのが「要約力」
つまり何がいいたいのか?を端的にわかりやすくまとめる能力。
これはSNSをやっていると磨かれますし、情報の要点を理解していないとできません。
長くダラダラとまとめるのは誰でもできますが、まとめるのは情報の理解と要約して短く言葉を変換する力が必要なので繰り返すと質も上がっていきます。
視覚的なコンテンツを使う
アウトプットに写真や動画、グラフィックスなどの視覚的な要素を取り入れることで、より興味を引くことができます。
また、視覚的なコンテンツを使うことで、情報を分かりやすく伝えることができるため、読者にとっても有益です。
より具体的に説明すると「簡単な図や画像を作成して視覚化する」のがとても大事です。
もちろんSNSでの反応がよくなるという点も大きいですが、何より画像や図で作成するととても覚えやすいです。
例えば会社のプレゼンでただ数字だけを並べられて「昨年比で〇%アップで…」など言われるよりも、棒グラフや折れ線グラフでパッとわかると理解も早いですし、覚えやすい。
そして画像を作るために脳内で整理をするので、より知識が定着していきます。
正確で正しい情報を伝える
アウトプットを発信する際には、正確で正しい情報を伝えることが大切です。
情報の信憑性を確認し、根拠がある情報を提供するようにしましょう。
虚偽の情報を提供すると信頼性を失い、読者を失ってしまう可能性があります。
今は国民総発信時代と言われるくらい、多くの人がSNSなどで発信をおこなっている。
そうなると主観的な意見なのか客観的な実験を元にしたデータなのか?判断が難しいです。
正しい情報=必ず役に立つとは言いませんが、それでも情報元には信憑性があった方が自分が人に伝える時にも自信をもって伝えられます。
例えば国が出しているデータや、大学などの論文のデータなどは信憑性が高いので意識して使ってみてください。
まとめ
今回はSNSは「見る」よりも「発信」の方が成長できるというテーマで話していきました。
必ずしもバズるとかフォロワーを増やすためにやる必要はなく、自分の成長の為に使ってその副産物としてこれらがついてくるくらいがベスト。
本来の目的からそれないように、上手に付き合っていきたいですね!
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