【竹花貴騎おすすめの思考】子供を学校に行かせるなら、海外に行かせるべき
あなたは自分の子供が生まれたらどのような教育をさせたいですか?
もしかしたら既にお子さんがいて、ある程度大きくなっているかもしれませんしこれから幼稚園に行く、という人もいるでしょう。
もしこれから学校に通わすのであれば「迷わず海外の学校orグローバルスクールに通わせるべき」です。
どうして日本ではなく海外で教育をさせるべきなのか?そのことについて詳しくまとめていきます。
1.海外教育がもたらす子どもたちへの恩恵の紹介
まず海外教育は、子供たちにとって多くの恩恵をもたらします。
■外国語力の向上
海外での教育は、英語やその他の外国語を話す機会を提供するため、子供たちの外国語力を向上させます。
これは、将来の仕事や留学の機会において、重要な能力となります。
日本の人口は減っており、経済も停滞気味で衰退している状態。
つまり日本語を使う人口が減るわけで、そうなると世界で4人に1人は話している英語を使う所に小さな時から行くのは非常に大事ですよね。
子供のことを本当に考えるのであれば、英会話教室に通わせるのではなく海外に住んで海外の学校に行かせるのが選択肢が広がります。
■文化的理解の増進
海外での教育は異なる文化に触れる機会を提供するため、子供たちの文化的理解を深めます。
これは、将来の国際的なビジネスや交流において、非常に役立つ能力となります。
日本は単一民族で移民が少ないので、日本の文化がどこにいっても強く根付いていますが他の国では色々な文化が混じる「多民族国家」であることが多い。
そうすると宗教や当たり前の習慣の違いなどを感じることができ、より広い視点で世界をみることができます。
■世界観の広がり
海外での教育は、子供たちの世界観を広げるための新しいアイデアや視野を開くことができます。
これは、将来的なリーダーシップやイノベーションの能力において、非常に重要な役割を果たすことができます。
海外でも国によって違いますが、やはりグローバルな環境で学ぶと世界観が広がるので柔軟な発想が生み出しやすい。
人は環境によって性格や能力が格段に変わり、多くの選択肢がある中にいれば自分の得意とする分野もその分見つけやすいです。
■自己成長の促進
海外での教育は、子供たちに自己独立性や自己決定力を身に付ける機会を提供するため、自己成長を促進することができます。
これは、将来の職業や人生の選択において、非常に役立つことがあります。
日本は良くも悪くも「みんなで一緒に頑張りましょう」の文化が強いので、独立や一人で何かを成す人はあまり賞賛されません。
それどころか村八分という言葉があるように、出る杭は打たれる風潮がどこでもあるので自立できる人の割合は少ない。
人と助け合い共存することは大事ですが、それでもいざとなったら一人でもたくましく生きていける力は必要なので、その点でも海外で学ぶのはとても大事です。
■友情の築き方
海外での教育は、子供たちに異なる文化や国籍の友人を作る機会を提供するため、国際的な友情の築き方を学ぶことができます。
これは、将来の国際的なネットワークの構築において、非常に役立つことができます。
日本だけで育っても、社交的な人は国籍関係なく仲良くなれるかもしれません。
ただ本当の意味で相手の文化や習慣、信仰しているものを理解する為には子供の内から慣れていた方が、より自然に深い付き合いができます。
海外教育は、子供たちにとって多くの恩恵をもたらすことができます。
ただし、海外教育にはコストやリスクがあるため、よく考えて計画することが重要です。
2.日本の教育制度を理解する
日本の教育制度は、国が中心となって統制された中央集権的なシステムであり、高い学力水準と高い生徒の道徳的教育を特徴としています。
小学校から中学校までの義務教育は、約9年間であり、大学進学を目指す場合は、高校までの3年間の教育が必要です。
日本の小学校から中学校までの教育システムは、比較的厳しいテストと評価に基づいています。
特に、高校受験を目指す生徒にとっては厳しい競争となります。
なので日本の教育システムは、高い学力水準を持ち、国際的な評価でも高いランキングを維持しています。
世界と比較して、日本の教育システムはテストや評価に基づく厳しい学習環境が特徴であり、競争が激しいことが指摘されています。
また、日本の教育システム、従来の形式主義に基づく講義スタイルが主流で、自己表現や創造性を重視する教育システムに比べその点では劣るとされています。
一方、日本の教育システムは、道徳的な価値観を重視し、生徒の社会性や公共心を育てることを目的としています。
また、家庭や地域社会と密接に連携することが特徴的であり、子どもたちが共同生活を送ることで、社会的なスキルを身に付けることができる。
総じて、日本の教育システムは、テストや評価に基づく厳しい学習環境が特徴であり、社会性や公共心を重視する点では世界的にも高い評価を受けていますが自己表現や創造性に関しては改善の余地があるとされています。
なので日本の教育レベルは決して低いものではありませんが、試験内容が教科書の内容をどれだけ覚えているか?といった方向で作成され授業も基本的には先生の話をノートにまとめるのが基本。
海外と違いディスカッション(話し合い)や自分の意見を発表するスピーチの場がないので、答えのない問いに対して考える能力が世界に比べて低い傾向にあります。
3.子どもたちに海外教育が必要な理由
子どもたちに海外教育が必要な理由は以下の通りです。
■国際的な視野を広げることができる
海外での教育は、異なる文化や言語に触れることができ、自分たちの生活環境や考え方を広げることができます。
また、国際的な視野を持つことができるため、グローバルな社会で活躍するためのスキルを身に付けることができます。
日本は海外の文化にあまり影響されていない、独自の習慣や思考があるので世界的にみると異質な感じがあります。
もちろん差別化という点ではオリジナリティがあって、評価される点もありますがやはり世界を相手に仕事をした方がスケールが違うので成長度合いも格段に変わる。
視野が広い分には問題ないので、決めつけないで柔軟な視点を子供の時から持つのは大事です。
■外国語の習得ができる
海外での教育は、英語をはじめとする外国語の習得に役立ちます。
外国語を話せることは、グローバルな社会でのコミュニケーションに欠かせないスキルであり国際的なビジネスや交流にも役立ちます。
ITやAIの技術が発展して、同時通訳ができるアプリやサービスも現実味を帯びてきました。
とは言え自分で話せた方がストレスなく会話できますし、翻訳のミスなどがなく相手と会話できます。
それに仕事の形式的な会話はいいですが、やはり深く交流するためにはしっかりと話せることが大事ですね。
■多様な教育システムに触れることができる
海外の教育システムは、国によって異なります。
留学することで、様々な教育システムを知ることができ、日本の教育システムとの比較検討ができます。
これによって、よりよい教育環境を作るためのアイデアを得ることができます。
海外の教育=必ずいいとは限りません。
日本の方が才能を伸ばせる子だっていますので、一度お試しで触れてみると日本だけで学校を選ぶよりも選択肢の多い状態で子供に教育をさせられます。
日本では才能が伸びなかったのに、海外に行った途端に才能が開花して充実する子もいるので海外に活かせるのは子供の為に大事です。
■自己肯定感を高めることができる
留学は、自分自身で新しい環境に飛び込むことを意味します。
これによって、自己肯定感を高めることができ、自分自身に自信を持つことができます。
また、異文化の中で生活することで、自分自身のアイデンティティーを見つけることができるかもしれません。
慣れない環境では初めは苦労するかもしれませんし、逆に気分が下がるかもしれません。
ただ子供は大人が想像する以上に吸収力が高く、スポンジのように毎日いろいろな事を吸収していきます。
仮に英語が話せなくても、言葉がなくても気づいたら公園でサッカーしてたりゲームで盛り上がってることはよくある。
その時に似た境遇の日本人の子より、色々な国の子と触れ合っておくと偏見のない広い心の持ち主になる可能性が高くなるのは容易に想像できますね。
海外教育は、子どもたちの成長や将来のキャリアに大きな恩恵をもたらすことができます。
4.グローバルな視点がもたらすメリット
子供の教育においてグローバルな視点を持つことには、以下のようなメリットがあります。
■コミュニケーションスキルの向上
グローバルな視点を持つことで、異なる文化や言語を理解する能力が身に付きます。
この経験は、将来的に海外で働くことや国際的なビジネスを行うことが必要な場合に、重要なコミュニケーションスキルとなります。
もちろん日本だけで生まれた人でもコミュニケーションスキルの高い人はいますし、世界を相手に戦える人もいます。
ただやはり小さい時から海外の文化や風習に触れていて、さらに交流関係があるとビジネスチャンスも広がる。
初対面よりも面識がある方が一緒に仕事をしたり、何かを始めるときも一歩踏み込んで関われるので選択肢が増えます。
■異なる文化への理解と尊重の向上
グローバルな視点を持つことで、異なる文化や価値観を理解し、尊重することができます。
これは、国際的なコミュニケーションやビジネスのみならず、国内においても異なる文化や人種、宗教などの多様性がある現代社会において、大切なスキルとなります。
ネットや本で文化や価値観は知ることはできますが、「体験」に勝るものはありません。
実際に肌で感じ、直接触れあるからこそわかる温度感や思いがあるので本当の意味での文化の理解は触れて感じることが大事です。
■多様なキャリアパスの可能性の拡大
グローバルな視点を持つことで、多様なキャリアパスが可能となります。
国際的な企業やNGO、政府機関など、グローバルな視野を持った人材が求められる分野が増加しているため、将来的にキャリアを展開する場合に有利になることがあります。
やはり人口が減っており、経済的にも衰退している日本で選択肢を狭めるよりも世界に出た方がそれだけ選択肢は増えます。
もちろん合わない人もいるかもしれませんが、それでも知っていて日本を選ぶのと食わず嫌いで日本での仕事を選ぶのでは天と地ほどの差があります。
少しでも海外に行ける働き方、金銭の余裕があるのであれば多少無理してでも海外での生活は大きなリターンがあります。
子供の教育においてグローバルな視点を持つことは、将来的に有利になるだけでなく自己成長にも繋がる大切なスキルとなります。
5.自分で考える力を身につける
海外では自分の主張や自分で考えることが、かなり重要視されますしそれがスタンダードの文化。
なので子供が自分で考える力を身につけるためには、以下のような親としての取り組みが有効です。
■問いかける姿勢を持つ
子供に対して、単に答えを与えるのではなく、問いかける姿勢を持ちましょう。
例えば、「なぜそう思うの?」、「どうしてそうなると思うの?」といった質問を通じて、子供自身が考え、自分の答えを出す機会を与えます。
日本の教育では学校、家庭でも質問を聞かれたら優しいのですぐに答えを教えます。
それも素敵なことですが、質問すればなんでも答えが返ってくると思うと自分の頭で考える機会が減ります。
そうすると自分の頭は成長せずに、周りばかりに頼るようになります。
ネットが発達した今は何でも調べられますが、「どうやって調べればいいのか?」は自分で考える必要があります。
なのでまずは一回自分で考えさせるクセを付けるのが大事です。
■自由な発言を促す
子供が自分の意見を発言しやすい環境を作りましょう。
例えば、食事中に「今日のおかずはどうだった?」と聞いたり、家族で意見交換する時間を作ったりすることで、子供が自由に発言できる場を提供します。
ビジネスの場ではYESともNOとも答えられない難しい課題に出くわす時が多々あります。
その時に自分ならどう行動するか?どんな言葉を言うか?と決断して実行する力が求められます。
その為には自分の意見を言える場、そして実行できる場所が家庭にあると子供は積極的に動くようになります。
あれやれ、これやれではなく自主的に動けるように場所をつくるのが大事ですね。
■間違いを認めることを教える
子供に対して、間違いを犯した場合には、それを認めることが重要であることを教えましょう。
間違いを認めることで自分自身の限界や課題を認識し、改善するための行動を起こすことができるようになります。
間違ったことをした時に当然親としては怒るのが普通。
ただ頭ごなしに怒るだけだと子供は、そこに対してイライラして何が間違いだったのか?何がいけなかったのか?を考えられなくなります。
怒りたい気持ちはグッと抑えて「なにがいけなかったか自分ではわかる?」「これは良くない事なんだけど、なにがダメだったと思う?」と本人に聞いてみる。
もしかしたら本人は何がいけないのか純粋にわかっておらずに、なんか怒られて気分が悪い…という状態かもしれません。
なのでしっかりと会話をして本人が本当に反省するように、話をとことん聞いてあげるのが大事。
■様々な視点を持たせる
子供に対して、様々な視点を持つことの重要性を教えましょう。
例えば、ニュースや本、映画などを通じて、異なる文化や社会問題、倫理的な問題に触れる機会を与えます。
これによって、子供が様々な視点から物事を考えることができるようになります。
当り前ですが人は知らないことについては、考えられません。
例えば生まれてから「サッカー」をしたことがない子がサッカーに魅了されることはまずないですし、そこから派生したビジネスを考えられることもないです。
知らない事については考えられないので、理解できているかは別として色々なものを見せたり体験することはとても大事です。
■チャレンジする機会を与える
子供に対して、新しいことに挑戦する機会を与えましょう。
例えば、趣味やスポーツ、学習など、自分自身が興味を持っている分野に挑戦することで、自分自身が何が得意で何に興味を持っているのかを発見し、自分で考える力を身に付けることができます。
良くない例として親が野球をやっていて甲子園に行けなかったから、子供にも野球をやらせる。
これは一番よくない例です。
子供が自分から選んだらいいですが、親の夢を子供に押し付けるのはまた違います。
親の一番の役目は子供が興味を持ったことに、全力でサポートすること。
金銭面や環境、メンタルのケアなどとにかくサポートが親の役目。
できるかぎり制限をせずにのびのびやらせることで、子供の才能を開花させることができます
まとめ
今回は子供を学校に行かせるなら、海外に行かせるべきというテーマで書いていきました。
この意見に関しては絶対にこれが正しいとは限りませんし、色々な理由で出来ない人もいるかもしれません。
ただこういう考え方を知っているのと、知らないのとでは全然違うのでぜひ1つの例として参考にしてみてください。
【おすすめスクール】
【おすすめYouTube.CH】