見出し画像

比叡山延暦寺に行って知った言葉「一隅を照らす」

こんにちは☀️


前回、言葉に大切さを書きました。

言葉には力があって、心の中でどんな言葉を発しているかで人生が大きく違ってくると思ってます。

愚痴を発する時に使う「吐く」という文字からは、口から+・−(プラスマイナス)の言葉を発する様子が見て取れます。
吐くという言葉から−(マイナス)を抜くと「叶う」という文字が現れるという話を教えていていただきました。

自分の口・心でどんな言葉を使っているか振り返ってみる習慣をつくるのがすごく大事です。


僕がテンションを上げる時に心の中は使う言葉はこれです。

・天才ですから(スラムダンク 桜木花道)
・心を燃やせ(鬼滅の刃 煉獄杏寿郎)
・俺の敵はだいたい俺です(宇宙兄弟 南波六太)

はい、全部漫画です。笑


比叡山で気になった言葉

琵琶湖へ旅行へ行った際に立ち寄った延暦寺。
1200年以上の歴史を誇り、数々の偉人が学びに訪れた場所です。

参拝の道中、ちょくちょく目に入る気になる言葉がありました。

「一隅を照らす」

『一隅を照らす』は,平安時代の僧で,日本の天台宗の開祖である『最澄』が著した山家学生式(さんげがくしょうしき)の冒頭にある一節です。

「一隅」は,「片すみ」という意味で,『一隅を照らす』とは,「片すみの,誰も注目しないような物事に,きちんと取り組む人こそ尊い人である。」という意味です。
誰もが注目するような表舞台で,派手に活躍することばかりが尊いわけではありません。
一人ひとりが自分の置かれた場所で「一隅を照らしていく」ことこそ,私たちの本来の役目であり,それが積み重なっていくことで世の中が出来上がっていくのだということです。
 
引用:和歌山市立 宮 小学校 「宮通信」より抜粋​


1人1人が自分の役割を果たす

一隅を
「片すみの誰も注目しないような物事」という捉え方をはじめ、
「自分しかできないこと」
「自分のこと」
「自分の見える範囲を」
といった解釈もあるそうで、ひとつの教えにに対しても捉え方で解釈は無数に存在するのがわかります。

ここで共通の解釈としてあるのは、
自分が行動を起こすということです。

僕の解釈は、
自分の行動によって自分を輝かせ、その光が結果的に周りを照らし輝かせることとなる。


動かせるのは自分だけ

関わってくださった人・組織・コミュニティを輝かせるには、自分が輝くことが重要です。

人を輝かせようと相手を動かそうとしているときは、大体自分のやるべきことをサボっていると捉えるようにしています。
ネガティブな言い方かもしれませんが、僕の場合は人を動かそうとして上手くいった試しがありません💧

自分を動かせるのは自分だけです。
それは目の前の人も同じです。

それぞれが自分を行動させ、輝かせ、周りを照らせば良い。
シンプルで合理的で再現性がある素敵な言葉
「一隅を照らす」
に出会えた貴重な旅からの学びでした。

自分の管理下にあること「自分のやるべきこと」に集中し、光ります✨


お読みいただきありがとうございます。

株式会社GARDEN
代表取締役 山野健太

いいなと思ったら応援しよう!