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スティーブ・ジョブズは、ファッションに興味がなかったわけではない

小学2年生からソフトボールを始めて、高校の野球部を引退するまでほぼユニフォームと学生服しか着てこなかった。

『私服を着る』という概念に出会ったのは、大学生になってから。

それに『ぼくには物欲がない』という言い訳も相まって、いま持っている服の大半は『Sold by UNIQLO』だ。

ただ最近、『ぼくに物欲がないこと』と『ぼくに美的センスがないこと』は、まったくの別事象だなとようやく気づいた。

(ユニクロの服がダサいわけではなくて、ぼくが知っているブランド名がそれくらいしかないという意味)

究極的なことを言えば、カッコいい服のレンタルなら『所有』と『美的センス』は完全に分離されるし、服はどうせ必要なものなのだから、物欲がないならなおさら、渾身の一着を気合を入れて選ぶべきだ。


というのもこの前、先週から始めたブログの執筆代行について紹介するサービスページを作ったのだけど、自分でもビックリするくらいイケてない仕上がりになってしまった。

これはいよいよ仕事の質にも関係してくるなということを痛感したので、どうにか自分の『美的センス』を磨いていかねばと思った次第。

実はこの危機感は1年くらい前からうすうす感じ始めていて、カメラを買ったのは『自分の切り取るもの』と『切り取り方』に、己の美的センスを反映させようと思ったからだった。

ただやっぱりそこで『デジタルカメラ』を選んだのも、結局は『所有』したくなかったからだったんだけど、逆に服は『所有する』というコストがかかるからこそ、ひとつひとつの選択への気合いの入り方が写真とは1段階か2段階くらい違うなとも思う。

そんなことをボンヤリ考えてながらTwitterを眺めていたら、最所さんの下のツイートが流れてきて、アッパーであごを殴られたような気持ちになった。

ユニクロ『でいいや』みたいな選び方をしていると、どんどんぼくの美的センスが曇ってしまう...

ということで、ぼくも少しずつ身なりに気を遣っていこうという決意なのだけど、まず対処すべき問題はぼくがユニクロ『しか知らない』という状態だ。

センス云々を言う前に、圧倒的にインプット量が足りていない。

ただ、『できる限りたくさんインプットするぞ!』という漠然なアクションだと、雲散霧消することが目に見えているから、まずは仕組み化しないといけない。

とりあえず、MBさんのメルマガを購読してみる。

『有料』というリスクを取ることによって、強制的にコミットも上げていく作戦。

あと、月に少なくとも『1アイテム』はなにか買おう。

まずはインプットを優先させつつ、アウトプットする機会も大事だ。

カメラも、自分が毎日更新するnoteのアイキャッチに使うというアウトプットの場所があるからこそ、あ、写真のストックがなくなってきた!とインプットへの意識が働く。

現在値が低すぎて伸びしろは無限大なので、ぼくに会ってなにか目に見える変化を感じたときには、積極的に『オシャレになった!』って言ってね!!!


▼ぼくの物欲と服への興味のなさを吐露しまくったnote


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藤本 健太郎 / 編集者
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