「メディア」×「ブロックチェーン」の可能性
『大事なのは、読まれたその次の投稿です。』
ぼくがブログを始めるきっかけとなった、社会派ブロガー・ちきりんさんの著書のひとつに『 「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記』というものがあります。
その本のなかで『もしブログがバズったら、次の投稿はもっと気合いを入れましょう。2回連続で面白いブログを書けば、その読者は定期的にあなたの文章を読んでくれるようになります』といった旨の話があります。
なにが言いたいかというと、ぼくの昨日のnoteに、普段よりたくさんスキが付いてるんですね。(しかも一般的にPVが落ちると言われている土曜日に!)(バズと呼ぶにはおこがましすぎるけど!)(とってもうれしいですありがとうございます!!)
それで、ちきりんさんのブログ運営術に則るなら、ここでもう1発気合の入ったnoteを書けば、これからも定期的にぼくの文章を読んでくれる人が増えるかもしれません。
ただ、普段より読んでもらってる投稿の翌日に、あえてやっちゃいます『海外メディア動向』。
今日も気合いは入ってるので、これはどっちかというと『内容の種類』の話ですね。
ぼくはこのnoteを通して『ぼくの気持ち』ではなく、あくまでも『ぼくのものの見方・考え方』を発信していきたいので、昨日みたいな投稿は1~2週間に1回のペースでたまに爆発しちゃうくらいがちょうどいいです。
今日『海外メディア動向』を扱うのは、そういったぼくのささやかなる意思表示.....!
ということで、とても前置きが長くなってしまいましたが、今回取り上げるテーマは『メディア×ブロックチェーン』。
『Civil』というスタートアップが、ブロックチェーンと仮想通貨を活用したメディアを作ろうとしています。
トレーサビリティという技術や、ブロックチェーン自体の秀逸なインセンティブ設計などを活用して、最近メディア業界で話題になっている『邪魔な広告』や『フェイクニュース』を介入させない、独立して健全なメディア空間を作ろうということですね。
ただ実は、『Civil』は去年も1回このプロジェクトをやろうとして、失敗してます。
理由は『参加するためのハードルが高すぎた』から。
人の集まってない空間ほど、虚しいものはないですよね.........
上の記事を書いてる記者は、去年の失敗したプロジェクトの際には、登録するまでに44ものステップを踏まなければならなかったと言っています。
そして今回の再挑戦では、33ステップへと微減しました。
(記事全体の主旨としては、それでも多いわ!っていう皮肉を含んだものになってるんですが.......)
どういう風にハードルが高いのかというと、まず単純に数十以上のステップをクリアしなければいけない時点で激ヤバなんですが、それだけじゃなく、その工程がひとつのサイト内(Civilのサイト内)で完結しません。
途中で何回も、他のサイトやアプリに飛ばされまくって、非常に分かりにくくなってるのです。
(他のサイトやアプリというのは、仮想通貨の取引所や、参加したい人が仮想通貨を預けているウォレットのアプリのことなどです)
この一連の工程を無事にこなそうと思ったら、よっぽど仮想通貨やブロックチェーンに詳しい人でないと難しいでしょう、みたいなことが記事内でも書かれていました。
『メディア×ブロックチェーン』という組み合わせは、ぼくもすごく可能性を感じています。
日本国内だと『ALIS』というスタートアップが、今日取り上げたCivilと近しいことをやろうとしてるのかなと思います。
ただ『メディア』という特性上、そこに人が集まらないことにはその先の展開がいかんともし難いので、今後はいかにその空間に入る『ハードル』を下げていくかが大事だなあと。
『ブロックチェーン』や『仮想通貨』といった最新テクノロジーの仕組みを活用しながらも、利用者にはそれを感じさせないUI/UX設計。
ほんとはここで『ぼくがやってみせます!』って言えるのが一番いいんですが、優秀なエンジニアやデザイナーの方々、どうか頼んます!(他力本願)
...『海外メディア動向』をやるときは、いきなりニュースの解説から始めるとめっちゃ無機質な感じになっちゃうので、これからもなにかしらの前置きは書いていこうかなと思ってます。
ホントになにも書くことがなかったら、近況報告します。
そんな感じでもうちょっと更新頻度を上げて、もっともっと内容を濃くして、ゆくゆくは連載っぽい感じになればいいですね。
▼ブロックチェーンに関しては、ホントに先っちょの先っちょをかじってるくらいなので、これからもっともっと勉強していきます。