「日常で使えるカウンセリング技法(目標を具体化し、もうすでに持ってる強みで達成)」
割と簡単に使えるので、日常生活でも便利なカウンセリング技法に、ミラクル質問とスケーリング質問があります
ミラクル質問は、例えば
「もしも、魔法のような力で目標が達成出来たとすると具体的にどうなるか?」
というような問いです
これを使って想像すると、自分の目標を具体化することが出来ます
次のスケーリング質問では、ミラクル質問で具体化した目標に対して
「達成状態を10、全くダメを0とすると今いくつになるか?」とか、
「これまでの人生でもっとも点が高かったのはいつで、その時はいくつだったか?」
というようなことを考える問いです
ひどい鬱状態でない限り、今の状態の点数がゼロと評価されることはまずないです。そしてゼロでないということは今の状態でも目標達成のための要因があることになりますから、それは何かを考え、見つかったら最大限利用します
あるいは、過去の点数が一番高かったときと今の状態を比べます。そして、目標達成に関わる違いが見つかったら、その違いをもとに考えて今の状態・状況を修正します
この技法のミソは
「今すでに持っている強みを最大限に利用する」
という点です
キャリア相談をしていると、就活や転職を希望する人で、今、自分が持っていない強み(資格やスキル)を得ようとして時間をロスする傾向がたまに見られます
あるいは資格やスキルを得ることが目的と入れ替わっていることがあります(資格やスキルを得ることは手段です。それらを手に入れることで達成したかった目標があったはずです)
目標を具体化し、もうすでにその手に持っている素晴らしい強みを上手に使えば、もっとうまくいくのになぁと思うことがあります。
キャリア相談以外でも、この技法は使えます。
お試しあれ\(^o^)/