MUP第三期WEEK17「マネタイズ」

1.お客様を信じるな

サッカーが好きな人が最後にサッカーをやったのはいつですか?

実際に最後にプレーしたのは1年以上前という人もいるでしょう。

何が言いたいかと言うと、

ビジネスにおいても好き=買ってくれると言うわけではない事に気をつけましょう!

2.現データ撤退無視

・無意味な競走に巻き込まれない
データの数と競合数は相反します。データが豊富だと他社も真似しやすいので競合が増え、資金力がある大手が優位になります。

・非顧客への施策は可能性を広める
映画館の来場者を増やすのに、映画好きでまだ来ていない人をターゲットに考えると施策の可能性は狭くなります。
そもそも映画が好きではない人でも行きたくなる施策は?と考えると広い視野で新たな施策が浮かんできます。

3.思考行動理解施策

収益=購買数×購入単価(回数)

価格を低くすれば購入数は上がりますが、薄利になります。
逆に価格を上げれば利益率は良くなるが、購入数は減ってしまいます。
適正価格が収益の山になるのは基本です。

購入数を増やしつつ、適正価格を引き上げるには?

これが理想です。

そのためには、

・脳科学施策
①点検商法で機会数を上げる
②不安施策で単価向上
③リテンション施策

無料頭皮チェック、無料肌年齢チェック、シロアリ無料診断などです。

無料で機会数を増やしながら、不安を作るプロセスがあれば営業が不要になります。

しかもこれらは、わざわざやるのではやく、ついでに、と言うことが大事です。

・行動マーケティング
ビール購入数を増やすのに、ビールまとめ買い割引などな施策を行うのはビールの購入数のデータしか見ていないからの発想です。

ビールを買う人の行動をもっと深く見ていくと、ビールを買う人は30代男性が多く、一緒に買われるものはおむつが多いという発見がありました。

これはなぜか?

子どもが産まれたパパはなかなか飲みに出掛けられないので、家で飲むことが増えビールを買う人が多いということがわかってきました。

であれば、パパ応援キャンペーンなどの施策が有効になりそうです。

話は変わりますが、コンビニの募金箱に募金したことがある人は多いのではないでしょうか?でもそれが何の募金か覚えている人はどれくらいいるでしょうか?

同じ募金でも街頭募金とは、全然違い、コンビニ募金をやったことがある人は87%、街頭募金は13%みたいな調査結果もあります。

コンビニ募金は募金をしたくてしているわけではなく、たまたまそこに募金箱があり小銭を財布に入れるのが面倒なので入れたいるだけの人が多いでしょう。

このように行動に沿った場所に受け皿を用意すれば、募金を集められるのです。

飲食店での行動を考えると、ランチに自分が食べるメニューは100円単位の差を気にするのに、デートで行く場合はカッコつけるために高いメニューを薦め、ドリンクやデザートもつけたりしますよね?

この行動からカップル用には別メニューを用意するなどの施策も考えられます。

この他に高級ホテルの事例をご紹介すると、某高級ホテルはスイート以上の富裕層が宿泊する部屋は値段が明記されていません。宿泊者が自分で値段を決めるそうです。

これは、富裕層は良いものにはいくらでも払うという行動を理解しているから、ホテル側が値段設定して、自分たちから上限を設けるより、相手に委ねた方が単価を上げることができるからです。

4.自動化マニュアル作成

①CAF(カスタマーアクションフロー)の細分化
②CP(コミュニケーションポイント)インサート
③PRインサート
④体験インサート
⑤不安形成
⑥リテンション形成

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