藤田

こわっ

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最近の記事

ホルン=ストロン入り黒緑アビスについて

どうも、藤田です。 普段はホラー記事を書きますが、趣味として デュエル・マスターズをしています。 今回は現在の環境に対し、かなり良い勝率を持ちかつお安い【黒緑アビス】について私見を述べさせていただきます。 この記事が誰かの参考になり、この最高に楽しいデッキが少しでも広まってくれれば幸いです。 デッキリスト 採用カード フェアリー・ライフ 4枚 未だ現役のブーストカード。 “悪魔妖精ベラドンナ”や “ドミー=ゾー/倒したいか?”に枠を取られがちだが、緑単色かつヨビニオンに

    • 読書BGM

      この話は、私の読書好きな友人が語ってくれた。 彼はミステリやSF、ホラーに恋愛など様々なジャンルの小説を読み漁っており、いわゆる本の虫、と言える読書家だ。 私も読書自体は、彼には劣るが趣味として楽しんでおり、1日に1回は小説を開いている。 彼と遊びに行って、喫茶店で話している時、ふとBGMの話題を振った。 私は静かな場所だと気が散るたちであり、家で本を読むときはYouTubeなどにある適当なものを流し、集中できるようにしている。 おそらくは、制作が容易でそこそこのニ

      • 落とし物の家

        僕、大学時代に文芸サークルに入ってたんです。 そのサークルの定番イベントで、夏合宿がありまして。 皆んなでコテージを借りて2泊くらい泊まるんですよね。合宿とは名ばかりのただの旅行ですよ。 そこでは毎年、夜中に1人1話ずつ怪談をする、って言う夏らしい企画がありました。 それぞれ話すんですけど、まぁ大抵はネットで見聞きしたりした覚えのあるような、所謂怖い話、みたいなもので。 それでも部屋を暗くしてやるので、 そこそこ雰囲気はありました。 そんな中で、サークル内でも割と

        • 座っちゃいけない

          僕の先輩の話です。 僕は当時大学2年生、先輩は僕の一つ上で、 結構良くしてもらっていました。 先輩は趣味で動画の生配信をしていて、 僕たちは軽音サークルだったので普段は音楽系のものを投稿していたらしいです。 サークルのAの家で集まろうってことで、酒やらつまみやら買い込んで、彼の家までの近道になってる公園の林道を歩いてました。 結構広々した所で、森もかなり深いです。 そんな所を進んでいると、急にスマホに向かって適当な話を先輩がし始めました。 僕たちも割と慣れていたので

          定点カメラ

          僕、数年前に土木建築の方で現場作業員として働いてまして、そこであった話なんですけど。 作業員みんなで会社の乗り場の方に集まってからバスに乗って現場まで移動するんですよ。結構人も多いから座席はいつも満席でした。 そこそこ山の中にある現場なこともあって、到着までは30分くらいかかるので各々その間は好きなことするんですよ。まぁ大抵の人は体力温存のために寝てるんですけどね。僕も例外じゃありませんでした。 いつも寝てたからですかね。気づかなかったんですけど、僕の隣の人は別のことを

          定点カメラ

          廃マンション

          僕の住んでいた家の近くに、ずいぶん前に廃棄されたマンションがあって どのくらい老朽化が進んでるのかも分からないし、不気味だしで誰も立ち寄らなかったんです 一回、肝試しで忍び込もうとしたことがあったんですけど、全部鍵がしっかりかけてあって きっとホームレスとか不良の溜まり場になっても良くないし、そこはしっかりしてたんだと思います そのマンションの隣の家は僕の友達の家だったんです 2階にその友達の部屋があるんですけど、その 部屋の窓から廃マンションの部屋の中が覗けたんで

          廃マンション

          松村慎吾くんへ

          僕の通っていた中学校の話なんですけど、 確か2年生の頃だったかな その日はトイレ掃除の当番に当たっていて、個室を順番にモップがけしていました いちばん奥の個室に入った時に、床に畳まれた ノートの切れ端が落ちてたんです そこには一言、「松村慎吾」とだけあって 特に気にせず捨てたんですよ 別になんの気になるところもないし ただ、その日からその「松村慎吾」の紙が学校のいろんなところに落ちているようになって 階段の踊り場とか、僕の入っていた部活の部室とか、教室の掃除用具箱

          松村慎吾くんへ